カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

夢メモ。

2022-02-17 07:47:55 | Weblog
夢を見た。まとまったお金が必要になった叔母が、手持ちの邦人作曲家の貴重な管弦楽やら室内楽やらのスコアのコレクションを小分けにして売ることに決めて、今日がその売り出し日だと聞き、あわてて叔母の家へ出掛けた。叔母の家には既にそれらスコアを買い求めたい希望者があまた来ていて、相当に込み合っていた。松村禎三先生のスコアコレクションが積まれている隣りに、ページのえらく分厚い〈交響曲『黎明』〉と表紙にタイトルされたスコアがでんとあった。何故だかそこには亡き父も来ていて、僕に〈黎明シンフォニーのスコアがどうしても欲しいんだがな〉と呟いたので、僕がそれに手を伸ばしたら、途端にたくさんの手が一斉に伸びてきた。。という夢だった。
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こる・にどらい。

2022-02-17 01:14:00 | Weblog
昨晩は仕事から戻って来て早々に休んだが、目が覚めたタイミングで、そういえば昨日のたまむすび水曜日の博多大吉先生代役はどなたがなさったのだろうと気になって、たまむすびのtwitterを覗くと、ブルボン小林先生(これは長嶋有先生の別名義)が代役を務められたとわかって、何かしらほっとしつつ、ついでに、たまむすび火曜日のいつも楽しみにしているアメリカ文化や映画作品への評論コーナーレギュラーの町山智浩先生が〈映画評論からの引退〉を宣言なさったことも知って、ぐわんと衝撃を受けた。その頗る強烈な衝撃ゆえか、胸奥で唐突にブルッフの『コル・ニドライ』が流れ出した。それは、いまでは指揮者に転向されてしまったハンナ・チャンさんが少女時代に天才チェリストとしてご活躍当時、ロストロポーヴィチさん指揮ロンドン交響楽団と共演されて録音した『コル・ニドライ』の音楽。自分のなかでは、『コル・ニドライ』といえばこれしかない。まことに白眉の演奏。そのまま、また目を瞑った。
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大洪水、山津波、UFOの夢。

2022-02-16 07:00:23 | Weblog

夢を見た。あれはいつの時代の光景だったのだろう。曇り空の朝、空港へ行こうと家を出た。たくさんの人とバスがいる駅前のバスターミナルで空港行きバス乗り場を探したが、どうしても見つけられずにいた。そのうちに雨が降りだし、やがて凄まじいざんざん降りになった。この雨は危ない、と誰かが叫んで、駅前近くの公園の高台へ避難した。その公園の高台の裏手は巨大な切り岸の断崖絶壁になっていて、そこから後ろを見下ろすと、雄大な谷とゆるやかに山裾を伸ばす山容が間近にあった。山裾には山の上方に向かって集落の家々が乗っかっていたが、誰かが、あっ、と叫んだとき、山の上方から山が崩れだし、家々を呑み込んでいくのが見えた。誰も動けなかった。その上空には、光る金属の不思議な飛行物体が浮かんでいて、崩れなだれる山の土砂に巻き込まれた人たちを救助救援しているように動いたり停まったりを繰り返していた。UFOだ、と大きな声がした。公園の目の前の川もあっという間に氾濫し、駅前はたちまち濁流に覆われて、高台の誰もがことばを失ってただただそこにいた。。という夢だった。

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サキソフォン協奏曲。

2022-02-14 17:28:03 | Weblog
昨晩から今朝未明の雪が路面に積もらないでくれてまことに有り難かった今日、夕方頃、胸奥で唐突にサキソフォン協奏曲が鳴り出した。取り敢えずメモしてみた。
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ブラームス4番。

2022-02-13 07:39:13 | Weblog
今朝、仕事へ出掛ける前、母と電話で話をした。昨晩の夢に出て来た父がかなり疲れている様子だったのは〈皆のためにお父さんは毎日いつも一所懸命頑張っているよ〉と僕から母へ伝えてほしかったからかもしれないと気付いた、と母に話すと、母も、あのお父さんのことだからそうかもしれないねえと少し笑って応えた。

今朝は、頭のなかでブラームスの交響曲第4番がずっと鳴っている感じ。
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小浜の料理屋。

2022-02-12 07:41:06 | Weblog
夢を見た。〈ご先祖さまゆかりの小浜に美味しい料理屋があるから皆で行こう〉と唐突に父が提案した。僕と父は車で、母と妹たちは飛行機電車で現地へ向かい、お店で合流することになった。父は〈お父さんが運転するから〉と主張してハンドルを握ったが、かなり疲れていて時々うとうとしてしまうようで、同乗の僕ははらはらして見ていた。ようやく小浜に到き、繁華街に父は車を停めた。料理屋は、一階に洋服屋が入っているビルの二階の奥にあるらしく、土地勘のある父がどんどんビルの中へ入っていくので、僕はあわてて後を追った。。という夢だった。
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熱風。

2022-02-10 17:58:39 | Weblog
仕事休みの一日、胸奥で鳴っていたヴァイオリンとピアノの奏でる『雪の日』をメモし、メール歌会の担当分の歌評コメントを書き上げてお世話役の方へ送信してから、横向きの風に乗って水気を多分に含んだ雪の舞い降るなか、久しぶりに出してきた傘を差して、自宅近くのバス停からコミュニティバスへ乗り込み、ジブリの小冊子『熱風』2022年2月号をいただくため、神保町の三省堂書店に向かった。早々に目的を達して帰途に着き、雪降り続ける自宅近くの路面をあらためてじっくり見た。幸い積雪はなかった。とはいえ今晩が心配。とにかく積雪しないでほしい。
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福永先生の内的独白。

2022-02-09 18:17:12 | Weblog

仕事休みをいただいた今日は、昼間、池袋の古書往来坐へ。晩年の福永武彦先生が、堀辰雄氏の生い立ちの秘密ー実の父親の存在ーに関する堀辰雄氏自身の認識を軸に、中野重治氏、佐多稲子氏、その他研究者らの証言、調査、論文などに綿密な考証を加え、堀辰雄という孤独で温かな魂を持った不世出の作家の人間像を明らかにされた長編エッセイ『内的独白』(河出文庫)を購入。生い立ちの秘密といえば、福永先生ご子息池澤夏樹先生が朝日新聞朝刊に連載されていた小説『また会う日まで』がつい先日完結されたばかりだが、池澤先生はこの小説のなかで、福永先生の生い立ちの秘密ー実の父親の存在ーを詳細に描かれた。だから、福永先生ご自身、残り少ないいのちの時間のなかで、堀辰雄氏が自分の父親を実父と信じていたかどうかについての考証考察を記述されながら、ご自身の生い立ちについてもさまざまに思いを巡らせられたのかもしれない。

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振り返ると。

2022-02-08 04:44:58 | Weblog

まっくらな朝方に目覚めた寝床で、フランツ・カフカの年譜を頭の隅に思い浮かべながら、今この惑星のどこかでは冬季オリンピックが行われているようだけれども、競技の行方にまったく関心が湧いてこないのはいったい何故だろう、と冷静に思ってみる。そもそもオリンピックというものに心がわくわくした最後の思い出は、1980年代のロサンゼルスオリンピックだったことに気付いて愕然とする。あれから自分のなかで何が起こったのだろう。それを突き詰めていったら、もしかしたら一編の小説が書き上げられるのかもしれない。ふとそんなことを思った。

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夢めも。

2022-02-06 07:40:31 | Weblog
夢を見た。
たくさんの荷物を持ってとある牧場へ向かうバスに乗っていた。バスには多くのひとが乗っていた。普通の町中の道から山道に入ったバスの運転手のおじさんのハンドル操作はそもそもあまり上手でないようで、カーブのたびに車体が信じられないぐらいにすごく傾き揺れた。やがてあるカーブのところでとうとう乗客の荷物のいくつかが振り落とされてしまった。私はひとり、停車したバスから降りてそれらの荷物を拾い集めに行った。で、バスへ戻ろうとすると、もうバスの姿は見えなくなっていた。そこから牧場へ行くには知会(ちえ)という駅から電車に乗って行くしかないことを私は知っていた。取り敢えず荷物を抱えた私はその駅へ向かって山道を歩き始めた。かなり歩いて知会駅へ着くと、そこにはたくさんの人たちがいた。いわゆる世間的に有名で私でも名前を知っているような方々の顔もいくつも見えた。みな、あちらこちらでかたまって集まって立ち話をしている。。という夢だった。
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