昨日は、芹沢光治良さんの神シリーズの第一作『神の微笑』(新潮文庫)を久しぶりにひらく。
何年も前、沼津の我入道の芹沢文学館に日曜日のたびによく通っていた頃、たまたま文学館1階のロビーのテーブルで芹沢さんの小説(そのときは、神シリーズに連なる遺作の『断片』)をみんなで読む読書会が行なわれていて、参加させて頂いたことがあります。。。
その読書会での話として覚えているのは、芹沢さんの文学には天理教とかキリスト教の影を感じることがあるけれども、それは、芹沢さんが幼少時代に親の天理教信仰によって家を壊されてしまったくやしさ・辛さを終生忘れなかったことや、青年時代にフランスでカソリック思想に出会ったことの影響によるのだろうということ。生前の御本人は、いっさい特定の宗教を信仰されようとはなさらなかったそうです。
芹沢さんの神とはいったい何だったのだろうか、と時々思います。
☆
『芹沢光治良 人と文学』
http://www.bensey.co.jp/book/1660.html
☆
作中の「伊藤青年」こと大徳寺さん(天命庵)のサイト
http://daitokuji.com/a/ten/
天命庵に行かれた方が、そこで見たり聞いたりされた話を記録されているサイト
http://www.iris.dti.ne.jp/~kabocha/tenmeian.html
何年も前、沼津の我入道の芹沢文学館に日曜日のたびによく通っていた頃、たまたま文学館1階のロビーのテーブルで芹沢さんの小説(そのときは、神シリーズに連なる遺作の『断片』)をみんなで読む読書会が行なわれていて、参加させて頂いたことがあります。。。
その読書会での話として覚えているのは、芹沢さんの文学には天理教とかキリスト教の影を感じることがあるけれども、それは、芹沢さんが幼少時代に親の天理教信仰によって家を壊されてしまったくやしさ・辛さを終生忘れなかったことや、青年時代にフランスでカソリック思想に出会ったことの影響によるのだろうということ。生前の御本人は、いっさい特定の宗教を信仰されようとはなさらなかったそうです。
芹沢さんの神とはいったい何だったのだろうか、と時々思います。
☆
『芹沢光治良 人と文学』
http://www.bensey.co.jp/book/1660.html
☆
作中の「伊藤青年」こと大徳寺さん(天命庵)のサイト
http://daitokuji.com/a/ten/
天命庵に行かれた方が、そこで見たり聞いたりされた話を記録されているサイト
http://www.iris.dti.ne.jp/~kabocha/tenmeian.html