メモ。
日本医史学雑誌(昭和50年4月号)の〈京都医学史展〉報告記事の展示品解説より。
京都府医師符合(京都府宮津市比賀掃部氏蔵)
京都府では明治七年に医務取締制を設け、翌明治八年には医師符合規則を定め診察の際には必らずこの符合(メダル)を胸聞に着用せしめた。医師は銀製、医師門弟は銅製とした。今回展覧会に寄せられた銀製符合は比賀氏の祖父のもので、表面には比賀勝太郎・明治十年七月・甲号・五百十番・裏面には京都府医師符号と刻してある。同規則は明治十四年廃止された。(了)
偶々見付けた記事ながら、この勝太郎は同じく医師だった父方祖父の祖父ゆえ、興味深いです。