久保田万太郎など

　睡眠不足気味のまま初日の出の陽光を浴びつつ自宅を出、電車に乗る。実家にて両親と新年の挨拶をしあう。今日は昼間を実家で過ごす。実家にいる間、妹夫婦たちから新年挨拶の電話あり。父と母と私で、テノール歌手秋川さんのＣＤを流しながら馬鹿話なぞしつつ、あいまに仏教の歴史の話や久保田万太郎の俳句の話やあしたあさっての箱根駅伝の話などをする。ごはんを食べる。
　夕方過ぎに実家を出て自宅に帰る。ポストに年賀状の束。その束のなかに、なにを間違えたか、私に先生と呼び掛ける年賀状。先生と呼ばるるほどの馬鹿でなし、という川柳がおもわず浮かんでしまう。バレンボイム指揮ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴きながら就寝。

謹賀新年

　皆様、明けましておめでとうございます！本年もどうぞよろしくお願い致します。
　お寺の除夜の鐘のお手伝いから帰ってきて、一時間ほど仮眠した後に実家近くの、例の映画『耳をすませば』で有名になった天守台から初日の出を拝みに行くつもりが、三時間ばかり寝寝過ごしてしまう。初夢の内容はよく憶えていないけれども、そんなに悪くなかったような気がする。起きだして慌てて出かける支度をしています。そんな年の初め。