カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

その国の名は

2007-12-16 20:23:38 | Weblog
 昨日は、朝からの仕事の後、夕方の仏教漢文の講義にもぐらせて頂き、今日は、朝から本郷のお寺にお手伝いで出掛けてきました。
 私のお世話になっているお寺の法事では、かならず『仏説阿弥陀経』があげられます。お経は漢文を呉音読みしますので、聞いている方がお経の内容をイメージすることは難しいかもしれません。しかし、お経をあげさせて頂いている私の脳裏には、いつも、興味深い美しい極楽の風景、情景がくっきりはっきりと浮かんできます。文学的にもすばらしいお経だと思います。

 そんな阿弥陀経の一節に、

その時、仏は、長老シャリプトラに告げたもう。「これより西方、十万億の仏土を過ぎて、世界あり。名付けて極楽という。その土に仏ありて、阿弥陀と号す。。。」

というところがあります。私は、この部分にさしかかると、

その国の名はガンダーラ。どこかにあるユートピア。。

という歌詞をかならずといっていいほど思い出します。

 なんだかこれらのフレーズ、よく似ていると思われませんか?
コメント
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