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大手医療法人にサイバー攻撃、救急車迂回 米で相次ぐ病院の被害

2024年05月11日 | 世界のニュース

2024.05.10 CNN.co.jp

米インディアナポリスにある大手医療法人アセンションのセントビンセント病院

米国の大手医療法人アセンションは9日、サイバー攻撃を受けてシステム障害が発生し、系列の複数の病院から救急車を迂回(うかい)させていることを明らかにした。

アセンションは米19州で140の病院と40の老人介護施設を運営している非営利法人。サイバー攻撃のために電子カルテや電話システムのほか、検査や処置、医薬品の注文などに使っているシステムでも障害が起きていると発表し、当面の間は「ダウンタイム手順」を使用すると説明した。

アセンションに対するサイバー攻撃のニュースが伝えられたのは8日。同社は米連邦当局に報告するとともに、大手サイバーセキュリティー企業のマンディアントと契約して復旧を進め、影響の拡大を食い止めるためにシステムを停止させている。

 

サイバー攻撃が原因で救急車を別の医療機関に迂回させている病院の数は不明。

 

米国では大手医療機関がサイバー攻撃を受けて運営に支障が出る事件が後を絶たない。

 

2月には医療法人大手ユナイテッドヘルス・グループ子会社のチェンジ・ヘルスケアがランサムウェア(身代金ウイルス)攻撃を受け、米全土の薬局で障害が発生した。ユナイテッドヘルスのアンドルー・ウィッティ最高経営責任者(CEO)は、米国民の3分の1の個人情報が流出した可能性があると議会で証言。患者の情報を守るため、2200万ドル(現在のレートで約34億円)の身代金を支払ったことを明らかにしていた。

 

医療機関は一般的に、コンピューターがダウンしている間は書類などのバックアップ手段を使って患者の診療を継続する。

 

 

 

 

 

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