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町の洋食店、店主は現役パンクミュージシャン 料理は手間かけじっくりと

2021年09月30日 | 京都グルメ

2021年9月30日 14:05 京都新聞
参照記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/639795

人気メニューのロコモコ。ハンバーグのふんわりとした食感が特徴


店内には守部さんが所蔵するレコードやギターが並ぶ


 肉汁たっぷりのハンバーグが人気のロコモコに舌鼓を打っていると、店の大型スピーカーからアメリカン・ロックの名盤が流れ始めた。京都府舞鶴市の「洋食キッチン ベリーズ」。カウンターに座った客の好みを聞き、店主の守部立人さん(57)がCDラックから曲を選んだ。「いい音楽は、食事の楽しさを引き立てる」。

 1980年代前半に過激なパフォーマンスで異彩を放ったパンク・ロックバンドのリーダー。「卑龍」の名でギターボーカルを務め、現在もドラマーの中村達也さんらと東京や大阪のライブハウスで活動している。料理人としてもベテランで、京田辺市で20年以上、「南国食堂グッド フェローズ」を経営。2018年に妻・真希子さん(41)の出身地・舞鶴に移住し、現在の店を構えた。

 4日間じっくり煮込んだブイヨンで作る欧風カレーなど、選び抜いた国産食材に手間をかけた肉料理が魅力。「音楽も料理も、人が喜ぶ顔が好きで続けている」と話す。

 辛みの強い牛すじパンクカレーや丹波若鶏のチキンステーキなど豊富なメニューは、どれも具だくさんにサービス。ラジオ局などで使われるという高音質のスピーカーから流れる曲、古木の色合いや手触りがいい、ウイスキーのたるを使った特注の椅子とテーブルなど、こだわりのインテリアが食事に彩りを添える。

 全国から訪れる音楽ファン、地元の高校生や家族連れなど客層は幅広い。「10人のうち1人でも、気に入ってくれたお客さんが集まれるサンクチュアリになれば」と思いを込める。

 ■洋食キッチン ベリーズ 舞鶴市引土226―9。午前11時~午後3時、午後5時半~9時半。月曜定休。緊急事態宣言期間は昼営業のみ。0773(76)0707。

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