モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学校受験 春休みワークショップ

2020-05-01 19:52:33 | 小学校受験講習会


左/写真の上にトレーシングペーパーを載せ、動かないようにテープでとめてから、マジックペンでおおまかになぞる 中央/トレーシングペーパーだけ剥がしたもの 右/線を見ながらクレヨンで描く

こちらは3月の終わりに行った小学校受験ワークショップの内容です。キャンセルが相次ぎ6名のみの参加者だった為、参観されている保護者の皆様にもスケッチブックを差し上げて、何枚も違うポーズの人物画を描いて頂きました。
写真を見ながら描くと、細かくなり過ぎ難しい。かといってイラストの見本を見ながらだと、オリジナリティーが感じられず味気ない。
そんな時にお勧めの勉強方法です。この時、セル板やプラ板だとクリアに対象が見え過ぎてしまい、選ぶ線が細かくなってしまいますので、ぼんやり透けるトレーシングペーパーを使用するのがミソとなります。しかも写したペン画は自分で描いた線なので、クレヨンに描き起こす際に描き方がすでに頭に入っていて、躊躇なく描き進めることができるのです。

参加された方より「春期講習で動きのある人を描けるようになり、本人も自分でビックリしておりました。好きにやるだけでなく、技術を教えてもらうことも大切なのだと気付いたようです。」という感想を頂きました。
ぜひ皆さんも描きたいポーズを自分で作り写真をプリントして、この方法を真似してみてください。沢山の『動き』が描けるようになると良いですね!

話しは変りますが、学生クラスには慶應の日吉普通部・三田中等部・湘南藤沢高等部/中等部などの学生が10人弱在籍しています。その学生達の今春の様々な美術の課題に添えられている先生の言葉が、どこも似たような『私達が思わず唸ってしまったり、楽しめるレポートを期待しています!』というフレーズです。
私共の教室から慶應に合格されるお子様達(男女共)に共通するのは、サービス精神が旺盛で、ユニークな発想力・コミュニケーション能力が高いこと。
大人であり、先生であり、受験のプロである私達講師を笑わせたり「負けました。参りました。」と言わせられる、利発なお子様達ばかりです。いつ会っても目がキラキラしていて話しが面白く、「また会いたいな!」と思わせてくれます。
合格再現作品を拝見しても、決して上手な子が合格している訳ではありません。試験中に「この子ともっと話していたいな。ずっと一緒にいたら楽しそうだな。」と先生に思って頂けるかどうかが、合否の分かれ目なのだと、中高生の課題からも証明されていると確信しました。


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