モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

炎を描く

2010-01-09 00:59:00 | スタッフ講師
Saitourousoku斎藤 鉛筆デッサン

クールでスタイリッシュでありながら、ぬくもりを感じるデッサンです。
しっとりした黒から、さらっと白を抜いた技法がロウソクの透明感と炎の明るさを出していて、静かな世界に引き込まれてしまいそうです。どっしりした黒い燭台(元生徒スペイン人の職人さんが手作りされた物です)の完成度が高く、鉄の重さ冷たさがうまく表現されています。
少し残念なのが、手前のインクと羽根。形の狂いがあるのと描き込みが甘いので質感の違いが出し切れていません。燭台があまりにも良く描けているのでそれほどは気になりませんが、今年はぜひ複雑な形の物、軽くてやわらかい物を練習してみて下さい!
千野先生が体調不良の為、本日オバラが代わりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする