モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

日本画講座~その2~

2006-04-20 19:26:16 | スタッフ講師
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今回は基本的な日本画制作の手順について簡単に書こうと思います。
 まずは紙(雲肌麻紙がメジャー)を水張りします。そして次に絵の具を定着させるために欠かせない「膠」(動物や魚の皮骨などから得られる)、水200ccに膠鍋、ガーゼ、水差しを用意し、これらを使って膠液をつくります。
膠(基本的には「三千本膠」を使用)はペンチで短くきり、水200ccに対し2~4本投入。3~4時間おくとふやけてくるので、そのまま焦げないように溶かします。その後、不純物を取り除くためにガーゼでこして出来上がりです。
 いよいよ絵を描く作業にはいるのですが、まず鉛筆で下書きをしたら墨で輪郭線を描いていきます。次に胡粉をたっぷり塗り、下地をつくりますが、これは後々絵の具の発色を良くする為です。
 
 と、今回はここまでにしたいと思いますっ。次回をお楽しみに!

実川


コメント
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