モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

金属の映り込み Part2

2006-04-02 20:01:14 | スタッフ講師
Sato_1佐藤 『kettle』 油彩

3月4日のブログ鷲見さんのデッサンに続いて金属の表情を美しく描写した絵が完成しました。同じクラスの佐藤さんの油絵です。
カップや植物が映った銅のやかんが、きらっと光っている感じは圧巻。ぐっと見る者を引きつけます。ピンクの縞の布が映った銅肌とバックの青が映った銅肌の色。映った物の形の変化。光の反射した表情。等々唸ってしまうような見所はたくさん。細部までよく観察して描いているところと、絵の中で自然に観えるように創作しているところのバランスがとてもいいからではないでしょうか。
佐藤さんと鷲見さんが並んでこれらの絵を描いている時、金属で作品を創っている私は改めて「金属って綺麗だなあ」と思い、嬉しくなりました。

佐藤さんの絵はやかんだけでなく、アイビーとポトスの葉や布の模様まで丁寧で優しい眼差しが感じられます。金属に限らずそういう目で物を見ることが大事なのですね。

あかね

コメント
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