立憲民主党首選挙が始まった。立候補は四人、逢坂小川泉西村、選ぶにちょうど良い人数だ。
一番大切なことは、何故立憲が十分な支持が得られなかったかを分析理解することだ。私の見るところではそれは立憲の要の主張が曖昧でうまく伝えられなかったところにある。自民党や維新は宣伝手法に優れ受ける文言で、大衆心理を読んで票を確保あるいは増やした。
細かな政策論で選択がなされたとは思えない。立憲の議員には国民を理解することは勿論重要だがそれ以上に国民に理解されることが大切と言いたい。右寄り左寄りは手垢のついた短絡する表現で、それを退ける必要がある。立憲民主党の根幹の主張は憲法を遵守し自由で寛容な社会を開かれた議論で実現することだと理解している(間違っているかもしれない)。イデオロギーではなく、手法を第一の党是にしている。それをわかりやすく親しみやすく主張することだ。政策は自民党と重なるところもあり、非現実的なことを主張しているわけではないことを国民に理解して貰う必要がある。批判ばかりというのは自民維新とマスコミの思考停止を狙った宣伝文句に過ぎず、それに乗せられて安きに迎合するのは自滅行為と思う。
複雑な政策を理解しない人も多い、そうした人達には親しみやすさ、安心感、楽しさが受け入れられる鍵だ。枝野さんにはそれが足りなかった。