駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年を感じる

2021年11月15日 | 人生
       

 昨日山小屋と周辺山道の掃除をした。毎年十一月の初めにやっているのだが、今年は去年ほど身体が動かずとても疲れた。メンバーも一人減り二人減りで集まれるのは四人になってしまった。何時までミーティングを続けるか、各自温度差があり私はやや消極派になってしまった。というのは山小屋は放りっぱなしにはできず、いつかは撤去しけなければならないので、ある程度元気がないとできないしこれ以上メンバーが減っては難しいと思うからだ。
 何にでも終わりがあるのは否みがたい事実で、どうしたものかと思いながら山を下ってきた。頑張れというのは時に言われた方は面食らうというか無茶言うなと言う気持ちになる。頑張ればかりの人は想像力が乏しいのではないかと思う。 
 ハリーベラフォンテが聴衆に一緒に歌えと四十以上の女性と指定したら落ちついた低い声が返ってきて大笑いになるレコードを聞いた記憶があるが、七十二から八十の男四人にさあこれからと言われるとうーんと考えてしまう。
コメント
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