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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

泣いたらあかん、あと出しはいかん

2016年06月09日 | 町医者診言

         

 梅雨空の下いつもの道を歩いたのだが、散歩の婆さん二人組とすれ違わない。雨も降っていないのに変だなと思ったら、曲がり角でどこかのおばさんと立ち話をしていた。なあるほど、最低十分長ければ三十分会談は続くと了解した。

 ボスニアに負けて浅野は悔し涙を流したと報じられている。泣いては駄目だ。それでは世界を相手に勝てない。泣くとカタルシスがあり、それで悔しさや無念さが薄れてしまい、成長が止まってしまう。泣いてる暇はない。目に汗をかいても、泣いたらあかん。

 サッカーを見ていると日本国の特徴がよくわかる。組織的な連携に優れているが、ひらめきと決定力で劣っている。決定的なシュートのチャンスなのにパスしてしまう。これが指摘されて十年以上になると思うが治らない。病膏肓に入っているようだ。

 責任を取って給与を減額とか、後出しじゃんけんをしようとする人が居る。どうもスポーツの祭典オリンピックを主催するのにふさわしい人物ではなさそうだ。こちらの病態は選手交代で改善可能のようだが、今は都合が悪いという親戚筋の横槍があるらしい。

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