駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

イスタンブールでチャイを注文

2013年05月12日 | 世界

   

 トルコでは何杯もチャイを飲んだ。大体2-3トルコリラ(200円)くらいで、角砂糖を二個入れると渋みが中和され甘くて美味しい。独特の形をした硝子製のカップに入って出てくる。量は多分150mlくらいか、日本で飲む紅茶の八割見当だ。

 日本のストレートティ-とは微妙に違う。日本のティーバックでは五分以上入れておくとちょっとえぐみのある苦みが出てしまうのだが、トルコチャイの苦さにえぐみは少なく、甘みで上手く和らげられ深みのある味になる。

 あちこちのカフェやレストランで飲んだのだが、オーダーの受け取り方が感じが良い。私がそう感じただけかもしれないが、高級そうなカフェでもチャイ二杯の注文に、えっそれだけという反応が感じられない。レストランでも二人前は食べきれないので、二人で一人前頼んだこともあったのだが、えっそれだけという反応が感じられない。これは、日本の一部の店で見習って欲しい応対だ。多分、えっそれだけと言った反応を示すとお客が何だとという反応を示すからではないかと想像した。人は人、私は私という世界らしい。

コメント (2)
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