駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

髪色は奇抜でも

2012年12月23日 | 人物、女

   

 NHKの日曜討論を見た。相変わらずの錯覚司会者には辟易したが、論客の中では浜矩子氏が異彩を放っていた。

 マクロ経済の専門家で歯に衣を着せず、力強く持論を展開された。より強くより大きくと成長を志向する路線に異論を唱え、成熟した成人の社会を目指すべきだ。昔の名前で出てきた人の古びた言葉で語られる名目成長政策はずれていると明言された。私は成る程と思ったのだが、対抗する太田弘子氏は現実既得権改変路線で、空白の三年半を飛び越えて改変成長路線を繰り返された。

 他の論客も現実既得権を踏まえた改変成長路線で浜矩子氏は当て馬扱いに感じられた。日曜討論の論客の人選には問題があると思う。偏向司会をする司会者は交代させる必要がある。

 増田寛也氏などはかなり分かっておられるようだが、ラディカルなことは言えない体質と見た。外交防衛などの論客も同じ現実路線の石破さんを出ないように感じた。

 余計なことを言えば、太田弘子氏は容姿に恵まれた人で、なぜ男女とも容姿に恵まれた人物が内容以上に重用されるのかと遺憾に感じる。こうした発言が大変失礼なことは承知しているが、調べず考えず容姿で判断する傾向には抵抗したい。

コメント (2)
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