駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

診断書を書いて貰う

2011年10月17日 | 小験

 

 いつもは患者さんの診断書を書いているのだが、一昨日は自分の診断書を書いて貰った。麻薬の免許には精神異常者でないことを証明する診断書が必要なのだ。誰に書いて貰うか、同年配の親しい医師は何人も居るが、近所のH先生に頼むことにした。彼なら私が正常だと判定してくれる。彼は私が信頼する近隣の消化器を専門とする医師で、なぜか馬が合う。私より一回り若いせいもあるが「はい」。と余計なことは言わず、直ぐ書いてくれた。

 医者同士にも相性がある。まあ我が儘が通しやすい職種だし、町医者同士には競合の側面もあるので、一般サラーリーマン社会よりもはっきり表に出るようだ。勿論、会えば殆どの人はにこやかに接するのだが、中にはびっくりする常識外れ?の方も居られる。

 今は禁止になったが、昔は五百メートルルールとかいうのがあって、近隣の新規開業を制限していた。これは独禁法に触れると指摘され無くなった。当然であるが、良かったと思う。尤も、軋轢がなくなったわけではない。程度が過ぎなければ自然なことで、励みにもなるだろう。

 *写真はカナダウイッスラー街中の風景で、紅葉たけなわだ。B&Bにi泊まったのだが、靴を脱げと言われたのには驚いた。スキー客対策が通年で適応されているのだろうが、日本の感覚ではスリッパが欲しくなる。どうも、外国人は面の皮、違った足の皮が厚いらしい。

コメント (2)
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