駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

聞き苦しい非難

2011年09月10日 | 政治経済

 

 社民党の福島党首が民主党入党の元同士辻本清美議員を権力にすり寄って賞味期限が切れたと批判している。以前はこの二人をそれなりに評価していたのだが、どうもだんだん二人の限界が見えてきた気がする。元々の持ち味だった論告志向と実践志向の差が出てきたと言えば、ある程度的を射ているかも知れない。より深い適切な分析には専門家による出自から始まる資質と政治的背景を追った長い論文が必要だろう。

 いずれにしても近親の相克は厳しく酷い。反論は火に油を注ぐだけで、醜い非難の応酬は何も生み出さない。お互いが傷つくだけだ。辻本氏には隠忍自重をお勧めする。

 町医者は党首居座りもほどほどに、転身もほどほどに、とそれぞれに申し上げたい。折角の女性の逸材だったお二人には、僅かだが挽回の余地が残っていると思う。静かに内省する謙虚さがあれば、自滅が避けられる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする