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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

リーダーシップ

2008年03月18日 | 世の中
 リーダーシップとは何か、優れたリーダーとは誰か。数多くの議論があるだろう。人の評価、殊に権力者のそれには毀誉褒貶が付きまとうから、優れていたかどうかは歴史の判断に待たねばならないが、同時代の日本の政治家の中では小泉純一郎という人にリーダシップがあったと思う。どうして急にそんなことを思ったかといえば、日銀総裁を巡るごたごたを見ていて、福田さんはリーダーの資質に欠けると感じたからだ。もともとそういう資質で首相に選ばれたわけではない人に、そういう能力が求められる局面が訪れたのが不運かもしれんが、何が起きるかわからないのが政治の世界だから、待ったなしで責任が問われる。
 何がリーダに求められるか。学識や教養はある程度必要だが、超一流である必要はなさそうだ。いやむしろ超一流の学識や教養は妨げになるかもしれない。数多いリーダー論がある、生憎それらに自分は不案内だが、おそらく一番大切なリーダーの資質は物事のプライオリティを見極めて決断する能力があって、その決断を人に飲ませる力があることではないかと思う。
 政治家を知る機会は新聞雑誌テレビしかないのだが、今の日本の政界にそんな人が居るだろうか?


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