駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

木を植える

2008年03月07日 | 身辺記
 我が家には40坪ほどの庭がある。中を芝生にし向かいに数本木を植えている。芝の緑は気持ち良いものだが、外から覗けるし、なんだか空間がもったいない気もして、道路側に木を植えることを思いついた。一石二鳥と花も実もある、フェイジョア、ナツメ、さくらんぼと、植木屋が聞いたらきっとびっくりの選択をした。植木屋はいつ来るかはっきりしないし、どうも時価で高そうなので、インターネットで購入することにした。すぐよさそうな販売園が見つかり、比較的廉価(一万円でおつりがくる)で注文確定。一週間ほどで箱入り娘よろしく、立派な箱に梱包され送られてきた。日曜の午後、「初めての果樹何とか」という参考書を見ながら、自分で植えた。たかだか径50cm深さ50cmの穴を掘るのに四苦八苦し、夕方にはそれこそ一反の畑を耕したほどの充足感を持って終了。まだふくらはぎが少し痛む。今までは庭は眺めても、手入れは女房と植木屋に任せきりだったが、選定し自分の手で植えたことで植物に目覚めた気がする。                                
 それが証拠に、雨が降ってうれしい、今日は良いお湿りだ。
コメント
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