玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*日展2022①

2022年12月01日 | 捨て猫の独り言

 日展は東京展のあとは京都、名古屋、神戸、富山の4か所で巡回展が開催される。最終日にやっと見学を果たした。五部門が一緒に、入選や特選にあわせて無鑑査出品の約3000点もの新作が会場に並ぶ世界にも類をみない公募展だ。まず日本画を駆け足で観て回る。動物を題材にした作品が多いという印象だった。

 日展見学はどうしても郷土意識が出てしまう。そして彫刻部門には鹿児島の作家が多く出品していて誇らしく思った。文化勲章受章者の中村晋也、「ふくよかなおばさん」をテーマにすることが多い丸田多賀美の二人の名を私は覚えてしまっている。

 中村晋也(96)の作品には「俊才・高見弥一」、丸田多賀美(42)のそれには「いたずらっこ見つけた」という作品名がついていた。(素材はいずれも樹脂)

 

 他の鹿児島勢を今回初めてメモしてみた。上床利秋、井上周一郎、楠本香代子、脇園奈津江、屋田光章、野添浩一など多士済々だ。(写真は氏名列挙順)

 

 

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