玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*退職後の日々

2022年01月10日 | 捨て猫の独り言

 アトランタに住む娘の家族を訪問したのは2019年のクリスマスだった。1ヶ月ほど滞在して帰国するとまもなく身辺にコロナ騒ぎが巻き起こった。2月にはとんでもない一斉休校が実施され、3月には志村けんの死去があった。ふりかえればアトランタ行きは、きわどいタイミングで実現したものだった。

 電子顕微鏡でしか見ることができないという、コロナウイルスの姿がくりかえしテレビの画面に写し出された。細菌は生物だがウイルスはエネルギー代謝を行わないので生物の条件を欠くという。COVID-19とはcorona、virus(ヴァイラス)、disease(病気)で19は2019年のこととおぼえた。

 

 完全退職した2010年はいろいろあった。2月に高校の同級生(66)が自動車事故で不慮の死。3月に築15年目の外装工事。7月に鹿児島の父が93で他界。8月に青春18きっぷで大阪に行き、甲子園球場で沖縄の興南高校の優勝を目撃。翌年の2011年に公民館囲碁に参加し始め、碁の最中に東日本大震災が発生。

 2013年もいろいろあった。眼科入院治療、右耳の突発性難聴、歯科通院などが集中。この年から毎年夏はアトランタの娘の子2人が日本の小学校への短期留学で2ヶ月滞在。翌年2014年は息子の起業。活発な高校同窓生交流にも恵まれた。退職からコロナまでの10年の間に台湾、マレーシア、バンクーバー、沖縄、奄美への旅行。最近ではコロナの間隙を縫って、上高地、佐渡ケ島、八丈島へ。奉仕活動ゼロは残念だが、退屈せずに過ごせていることはありがたいと思う。

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