玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*啓蟄の頃

2016年03月10日 | 捨て猫の独り言

 庭の梅は2月の中旬に一気に開花した。3月5日の啓蟄には梅の落花で庭の飛び石のあたりが白く敷きつめられている。ヒヨドリが飛来して名残惜しそうに梅の蜜を吸うたびに花びらが舞う。小さな蜂も飛び交っている。シジュウカラやムクドリはキンカンとサルスベリの木の下で何をつついているのだろうか。この時期は小鳥たちが頻繁に姿をみせる。

 蕗の薹が自生していた近くの空き地が今年は宅地に変わって悔しい思いをした。生のままが一番という説も承知だが、いつもは天婦羅や蕗味噌にしていただいている。その蕗の薹のシーズンも終わろうとしている。それを引き継ぐかのように鹿児島や千葉から立て続けにさつま芋が届いてその恩恵を受けている。最近は蒸かし芋を欠かしたことがない。私のおやつに最適だ。(マンサク、サンシュユ)

 

 オープンギャラリーの「立春」の観察会は沖縄旅行で参加できなかったが、続く「雨水」と「啓蟄」には参加した。鈴木さんはつぎの「春分」は27日に花見を中心とした観察会を計画して参加者に予告した。小平市のはずれにある「ぐみくぼ公園」は人の訪れることが少ない静かな公園だ。そこにみごとな枝垂れ桜がある。私は奄美黒糖焼酎「喜界島」を持参することにしている。(ムラサキシジミ)

 

 囲碁の井山祐太六冠(26)が1月25日に日本棋院を通じて、将棋の室田伊緒女流二段との3年半の結婚生活に終止符を打ったことを発表した。離婚の影響はみられず、昨年7月からの通算成績は31勝2敗と波に乗っている。囲碁界初の七冠独占なるかという「十段戦」五番勝負が8日から始まった。「今回逃すとチャンスはもうないかもしれないけれど非常に楽しみという思いが強い」と大勝負に挑む。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
梅の花 (今でも青春)
2016-03-10 12:01:33
こんにちは
「梅の花 踏みて乱るる 歩のリズム」
 拙句です。先日、梅の緑地帯を歩いていたら花びらが敷いていました。それを踏むまいとしたことでした。
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「折々のことば」から (一筆書き)
2016-03-10 15:08:30
こんにちは
「俳句は日常の断片を事細かに説明するのではなく、刷毛で掃くようにようにさっと描く。言葉による一筆書きの世界」とありました。句から優しいお人柄が偲ばれます。
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お礼 (今でも青春)
2016-03-10 18:28:41
ありがとうございます。見ていただいた上に助言までいただきうれしいです。「大岡信」氏だったように思います。「折々のことば」は教科書にありました。でもこの言葉は初見でした。
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