玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*父とその娘(下)

2023年10月02日 | 捨て猫の独り言

 私は臆面もなく引用を繰り返しますが最後までお付き合いください。とにかく興味深いのです。

◯父は、ごく親しい人や身内には、「核のゴミなんてな、埋めとくこたない。ロケットに積んで、太陽にぶち込んじゃえばいいんだ」と言っていた。「日本じゃムリだから、どっかモンゴルとか、アリゾナの平原なんかで、もしも落っこちたら、多額の賠償金支払うって約束でさ」。そりゃ~失敗は許されない。メチャクチャ真剣に取り組むだろうよ。技術的には、決して不可能ではない。実際いくつもの探査機が、太陽まで行っている(もちろんJAXAの探査機も)。ブチ込んじゃうのは、シングバイで戻って来るより、はるかに簡単だ。当然ものすごい金がかかるだろう。しかしこれまでに、ものすごい金をかけて開発された”核”だ。ものすごい金をかけて回収するのが、人類の責任というものではないだろうか。そのためにはすべての国が手を組み、技術を結集させねばならないだろう。なんなら”テメエらの国の核弾頭”も、ついでにブチ込んじゃいましょうよ。

◯そんなのは漫画だ。夢物語だと、だれもが言うだろう。それでも人類は、そこに向かって考えねばならない。放棄することはできない。人類滅亡とどっちが早いか分からないけど、考え続けねばならないーと、こんなところが、不親切な父がすっ飛ばした胸の内であると、勝手に補完してみましたがーま、信じるか信じないかは、アナタ次第ですけどね。

コメント
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