玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*辺野古軟弱地盤

2020年02月17日 | 捨て猫の独り言

 「沖縄意見広告運動」というのがある。いかなる政党・政治団体にも属さない市民運動だ。第10期は昨年6月9日の毎日、東京新聞、琉球新報、沖縄タイムスの4紙に2頁・カラーの全面広告を掲載した。普天間基地の無条件返還、軟弱地盤に基地を作るのは不可能、日米安保条約を破棄して日米平和友好条約などを主張。

 第10期は過去最高の18,633件の個人・団体の賛同があったという。第11期は今年の5~6月に国内紙、米国紙(ウェブ版)に掲載予定。個人1口1000円、団体は5000円できれば2口以上。締め切りは5月15日(予定)加入者名は「意見広告」口座番号00920-3-281870 目標額は4000万円。掲載の時期、予定原稿はおよび掲載紙はホームページで。

 意見広告は2010年に始まったという。私のこの運動への振り込みは今回でたしか3度目だと思うが、いつもささやかに2000円である。キャンプ・シュワブのゲート前での座り込み行動が始まったのは2014年で、昨年12月27日には2000日を迎えている。沖縄の人たちの執念に何とか報いたいものだ。

 赤旗日曜版(2月9日)は「辺野古新基地建設で、軟弱地盤データを防衛省が隠ぺい」と報道した。2月14日の朝日新聞の「不都合な現実直視せよ」と題する社説はつぎの通り。明らかになったデータは防衛省が昨年3月に国会に提出した報告書の巻末資料の中に英文で掲載されていた。当時の岩屋防衛相らは、この地点で調査が行われていたこと自体を否定しており、数値は事実上伏せられたままだった。つい最近の2月10日の衆院予算委員会で河野防衛相は「あれは力学試験でも何でもない」「設計変更には反映されない」と繰り返した。

コメント (1)
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