玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*立春の頃

2020年02月13日 | 捨て猫の独り言

 蕗の薹を採りに線路わきの農地に出かけた。冬枯れの景色だがいつもと違って荒れた感じがする。24区画の住宅建設予定と書かれた看板が横倒しになって放置されている。どうやら農家が土地を手放したようだ。来年はこの場所で蕗の薹を採れなくなるだろう。これからは庭の少量の蕗の薹で我慢することになろう。首都圏集中の勢いは止まらない。政治の無策は度し難い。

 一羽のメジロがやって来て、部屋のすぐ近くのツバキの蜜を吸っている。逆さまになったりして何個か吸い終わると飛び去って行った。別な時に一羽のヒヨドリが来て蜜を吸っていた。声には出さないが乱暴に花をつつくのは止めろと、メジロに味方している自分がある。ツグミだったのだろうか、これはツバキには近寄らなかった。シジュウカラは二羽で飛来する。

 昨年の10月に種まきしたダイコンの収穫はまだである。根が肥大化して肩を見せてはいるが、細身で葉の伸びに勢いがあるとは言えない。もうしばらく様子を見ることにした。追肥は怠りなく施してある。地下にどれだけ伸びているか楽しみだ。初めてのダイコンづくりだから20センチもあれば上出来だろう。(福寿草と節分草)

 

 時々ランチに出かける食堂の座席から民家のクロガネモチの大木が見える。その木はプロが剪定していると思う。我が家にもある木なので注目するようになった。選定はどうすべきか知りたいからだ。その木の剪定が行なわれたのはおそらく1月中だと思うが、丸裸と言えるほどに刈り込まれていた。枝先にわずかな葉を残しているだけだ。近いうちに真似て剪定してみようと考えている。

コメント
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