ブログ「チョイさんの沖縄日記」で知った9月27日の東京での市民集会に参加した。チョイさんとは辺野古新基地反対運動の知恵袋といわれる北上田毅(つよし)さんのことだ。招かれたメインゲストは、この北上田さんと沖縄平和運動センター議長の山城博治(ひろじ)さんだ。山城さんは26年1月に工事用ゲート前で、コンクリートブロックを積み上げたとして威力業務妨害の罪に問われ公判中の身である。
たまたま私が初めて辺野古ゲート前の座り込みに参加したのがブロックパフォーマンスの頃で、県内外から連帯のブロックが送られてきていたのを目撃している。またこの時に北上田さんのブログをの存在を知った。それから東京にいてブログを毎日のようにチェックするようになった。辺野古の現場の様子を詳しく知ることができる。集会の場所は北区の王子駅前の「北(ほく)とぴあ」で18:30からだった。
その日は早めに出て王子駅周辺を散策した。先日乗ったばかりの都電荒川線を利用することにした。池袋四丁目から王子駅を経由して荒川遊園地前で下車した。そこから徒歩で王子駅に戻ることにして遊園地の横から荒川の支流である隅田川に出て上流に向かって遊歩道を歩く。しばらくすると石神井川の合流地点に出る。石神井川に沿って歩けば王子駅に着く。飛鳥山公園では高校生たちがアクロバティックな縄跳びの練習をしていた。王子神社にも出会う。帰宅は23時だった。
集会で右隅の三列目の席に座ると、目の前の二列目に北上田さんが座っている、後姿だけですぐに判った。先ずは北上田さんの辺野古の工事の現状とこれから工事はどう進められるのかの話があり、防衛局は県民の諦めを誘うために、当面浅瀬での工事を進めているに過ぎないとした。毎日ゲート前で200名の座り込み態勢確立を訴えた。山城さんは遅れて到着して、北さんの横に座った後で三人目として登壇した。そしてゲート前での司会進行そのままに歌も交えて山城節は炸裂した。翌日は防衛省交渉が参議院議員会館で開かれたが、残念ながら私は自宅で静養した。