玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*北越急行

2014年10月23日 | 捨て猫の独り言

 旅行中に手にした富山県の観光パンフレットの裏表紙には「2015年春 北陸新幹線 富山へ!富山⇔東京2時間7分(1時間短縮)」とあった。富山のバスのガイドさんは開業初日の3月14日に は東京に日帰りで買い物に行く計画だと熱く話していた。ところが北陸新幹線は長野新幹線から糸魚川を経て富山と金沢に至る。これが東京と北陸の新たなメインルートになり、今回私たちが利用した上越新幹線の越後湯沢から富山・金沢に向う北越急行の特急「はくたか」はその使命を終えて消えるかもしれない。東京~金沢は航空の金沢~小松線がドル箱路線のようだ。

                                                                                         

 北越急行は1997年3月「ほくほく線」の線名で開業した。六日町~犀潟間59.5㎞の三セクター鉄道である。開業以来特急「はくたか」は越後湯沢~金沢間の特急列車として上越新幹線と接続して東京と北陸を結ぶ役割を果たしている。豪雪地帯にあって「いつでもくほく線は動く」との評価を得てローカル利用は成長しているという。来春の北陸新幹線開業でも直江津などへのビジネス需要は残るものと予想されている。

 

コメント (3)
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