玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*北陸の旅

2014年10月20日 | 捨て猫の独り言

 ( ごあいさつ)gooブログの「玉川上水の辺りにてハナミズキと共に」にお越しいただきありがとうございます。やっと新しいアドレスでのブログの体裁が整い、記事を更新できる運びとなりました。この新しい画面に慣れるまでにはしばらく時間がかかりそうです。また新しい機能をどれぐらい使いこなせるのか手探り状態が続きます。今後ともどうぞよろしくお願いします。


 先週末に二泊三日の北陸の旅に出かけた。若い女性の添乗員がついて20名の団体旅行だ。まず上越新幹線で東京を出発し越後湯沢で特急「はくたか」に乗り換えて富山で降りる。その途中で列車は予想もしていなかった十日町に停車した。十日町は8月末に逝去した私の同僚が生まれ育った街だ。身を乗り出して過ぎ去る街を眺めていた。

 
 「はくたか」の運行業者は第三セクターの北陸急行とJR東日本、JR西日本の三者である。首都圏と北陸を連絡する。北陸急行ほくほく線内では長いトンネルの中を在来線の中では最高速度で走行する。来年の3月14日の北陸新幹線の開業が大きな話題になっていた。長野から糸魚川、富山などを経て金沢までの新幹線である。

 
 この旅行で日本三霊山(名山)というのは富士山、立山、白山であることを認識した。古くからの信仰の対象の山々である。この時期に白山や立山連峰の頂上部分はうっすらと雪化粧していた。二日目の宿は山中温泉にあった。記録によれば芭蕉は7月27日から8月4日まで山中温泉に長逗留している。永平寺で私は道元を祀る霊廟である承陽殿に注目した。

 

コメント (2)
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