玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

梅雨のない真夏の日々

2012年07月20日 | アトランタ便り

 日本は梅雨の最中である。九州の方はかなりの被害が出てる様で、例年何処かに大被害を及ぼし年中行事化している。日本では米国の大きな山火事や大型台風による被害や、竜巻などのニュースは聞かれるけれど些少な風水害は余りない?アトランタに来て私が移動している距離は知れたものだとしても、街中や道路は結構傾斜がついていて日本との差異を感づる事は多いが、国土が広いから比較的平坦な地域に人や物が集まり、山沿いや海沿いに已む無なくすむ必要はないからだろう。

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  梅雨の終わりなんとする日本は湿気と蒸し暑さのダブルパンチだろう。昨年より原子力の問題があって節電モードも高まっていよう。従順な日本人は止むなしとして粛々とそれに従う。 それがこの国だったら? 恐らく危機管理が徹底しているから発生自体がなかった? 発生していたとしても黙って従うこと自体考えにくい? この消費大国の人々に節制、節約、節電を強いるのは容易ではないと思える。

 私の居住している地域は郊外だから高層建築はなく、地平も空も限りなく広く天も高い。孫と一緒の午後は決まってプールに行くのだが、たったその2時間の内に空が次第にかき曇りその内雷鳴が轟くというのは最近ちょくちょく出会う現象だ。そしてその雨たるや勢いが凄い。縦横に走り回っている高速道路や人家のある所はコンクリートだらけで、アパートといえども全室冷暖房完備。しかもほぼつけっ放しだから、相当の熱気が上昇し気流の関係でこんなに豪雨になるのだろうか?娘宅には骨の折れた雨傘が1本あるきりだ。しかもそれは車内に置いてあり自宅にはない。地下駐車場の作り故それで済むのだから、2人切で何本も傘のある東京の自宅とは大違いである。(写真はオリンピック公園)

コメント
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