玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*再び旅に出る

2009年08月11日 | 捨て猫の独り言

007

 2週間南の方に出かけたのち4日休養し、今度は北の方へ1週間出かけることにしました。私にしてはかなりの強行軍です。どうしてこうまでも永く続く旅の身なのか自分でも分かりません。もののはずみという他ないでしょう。しかしこの程度で永いなんていうと先人に笑われますね。今年は雨の日が多い夏でした。さて青春18切符を使ったのんびり旅は思いのほかなかなか出費が多いのです。

 青春18切符の旅では、ある土地に2泊するとおぼろげながらもその土地のことを感受できる気がします。今回2泊する土地は北海道の中では初めて訪れる稚内です。これまで3回の北海道のバス旅行はいずれも北海道東部地域でした。今回はバスでなく普通列車の旅です。稚内2泊ですから利尻・礼文島にフェリーで渡ることになるでしょう。

 どのようなルートで北海道にたどり着くべきか悩みました。初日の宿泊地は山形県庄内平野にある鶴岡にしました。翌日の午前中は鶴岡から30分ほどにあるという湯田川温泉を往復します。藤沢周平ゆかりの土地だといいます。私の計画は手探りの机上の計画ですからつぼを外していることが多いかもしれません。これはこれで先行き不安を楽しむという楽しみ方だと自らを慰めています。午後は秋田に移動し秋田空港から千歳空港へと空路北海道入りします。

 夜遅く札幌駅近くのビジネスホテルでフェリーで北海道入りした友人と合流します。ここからは二人旅となります。彼が望んでいることはただただ土地の名物料理をたらふく喰らうことです。私の望みはただただかけ流しの温泉に入ることです。稚内からの帰りは札幌を通り越して小樽に宿をとりました。小樽から新潟行きのフェリーが出ています。20時間近く日本海を航海します。当初は空路で千歳から羽田へ帰ることを考えていましたが変更しました。この変更がよかったということになるかどうか、フェリーからどんな景色を見ることになるのか楽しみです。先にフェリーで北海道入りした友人が帰りもフェリーにするかどうかは不明です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする