あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

7月下旬の道端の花 紫式部・ウワズミザクラ・鬼百合

2021年08月14日 04時22分08秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/7/17にダンナの蔵書から紙ゴミとして処分するに仕分けて廊下に並べてあった。
もったいないなあ?と思い、「これさ、ブックオフに売ってもいい?1冊5円程度のゴミみたいな値段にしかならないけどさ?」と聞けばOKとのこと。
店に持っていって、帰ろうと思ったら、沿線が大渋滞していた。すぐ近くにイオンモールが出来たので、休日は激混みなのだ。
迂回すべく適当に自転車を走らせる。と?道端の花に目が止まる。
ムラサキシキブでした。
この植物は花より枝に並ぶ紫色の実の方が有名。
2020/9/29麻溝公園にて撮影。
こんな奴です。
ムラサキシキブ(紫式部):シソ科の落葉低木。
高さ3メートル程度。小枝はやや水平に伸びる。葉は対生で長楕円形。
花じゃ淡紫色の小鼻が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月ごろ咲く。
名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名前が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。「シキミ」とは重なる実=実がたくさんなるという意味。スエーデンの植物学者のカール・ツンベルクが学名を命名した。
移動。脇道から戻ろうとしたら、脇道も渋滞してた。しかも脇道なので道が狭くて自転車で突っ込んで行きたくない。さらに迂回。
走ってるうちにかつては座間市のひまわり花畑が作られてた場所に到着。
現在は雑草に覆われていた。座間市は毎年ひまわり祭りをやってるのですが、去年に続き今年も中止。けどここはコロナのせいでなく、お手入れする人が減ってひまわりが植えられなくなった場所。栗原地区です。
雑草の中にぽつぽつ見える赤色はイヌタデです。
イヌタデ(犬蓼):タデ科。
花期:6〜10月ごろ。1年草。
名前の由来は香辛料として食されるヤナギタデに対し、葉に辛味がなく役に立たないことから」小さな赤い花を赤飯に見立ててアカマンマ(赤飯)とも呼ばれている。
移動。
座間市は起伏に富んだ土地。大きな窪地は道を高架で通す。歩道に赤い実が落ちてるのに気づいた。見上げたらカラフルな実がたくさんついている。

これは何?
一瞬秋にドライフラワーとして人気のツルウメモドキかな?と思ったけど、ツルじゃないよね??
正体は意外な花木でした。
ウワミズザクラ(上溝桜):バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。
和名は古代の亀卜(亀の甲の占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われたことに由来する。
よく似たイヌザクラとは花序枝につく事などで区別できる。
樹高:10−15メートル。花期:5月ごろ。長さ10センチほどの白い総状花序は雄蕊が目立ち、ブラシのように見える。

実は、ウワミズザクラの花はだいぶん探したんだけど見つけきれずまだ撮影できてない。タイミング的なやつと、泉の森で今年ようやく見つけたけど、林の中の背が高い木でした。遠目で見つけて近くに行けば見つからないという。たとえ見つけられても高過ぎて撮影できなかったと思うけども。まさか実の方を先に見ることになるとは!
いっぱい実がついてます。これもさくらんぼなのね。食べれるハズ。けど手が届くところにはない。起伏がある道の斜面で育つ木です。道からは実のなる枝に届かない。
移動。
急ブレーキ。畑の柵に赤い実。
美味そうな木苺です。いや、キイチゴじゃなくてブラックベリーな様子。
ブラックベリー:バラ科キイチゴ属の低木、またはその果実。
広義にはRubus亜属の総称として使う。
花期:5月下旬から6月。
結実期は7月から8月上旬。ジャムにして食べることが多い。
移動。あ!谷戸山公園に来てしまった。そうか!この道はここへ続いていたか。

園名石側にも大きなムラサキシキブの株が、花を咲かせ始めていた。
来てしまったので、ついでに軽く散策していくか。
と。この後久々に谷戸山公園散歩をしたのですが、そちらは画像が多くなったので別建て記事で紹介します。
そもそも渋滞迂回で着いたので、帰りは行幸道路からと。ん??小田急の踏切を超えたところに桜並木。そこにオニユリの群落を発見。
オニユリ(鬼百合):
草丈は1ー2メートルほどとなる大型のユリ。
花期:7−8月。種子は作らないが、葉の付け根に紫色のむかごを作る。鱗茎はヤマユリと同様、百合根として食用となる。
ここの桜並木は老木の大きなやつが並んでたのですが、所々伐採されてました。

私の足を入れて撮影して見た。朽木に生えるキノコがありました。
コメント (2)
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