(つづき)
今回はキノコとその他の花を集めてみました。今はキノコの最盛期で、かなりいろいろな種類が見られますが、その中から目にとまったものだけです。ホウキタケ(箒茸)が群生していましたが、よく見ると綺麗な弧を描いていました。
キノコはたくさん生えていますが、ほとんど名前がわかりません。次々に顔をだすタマゴタケ(卵茸)だけは、こんかいはっきりと名前を覚えました。日本産はママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)などは怖そうでも顔を見ると可愛いとかんじます。でもあちらのものは、セイタカアワデチソウ(背高泡立草)やアメリカネナシカズラ(亜米利加根無蔓)は、いったん住み付いたらお手上げです。
ところで、アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)ですが、今年はあきらめることにしました。
(画像は多摩丘陵) (終わり)
今回はキノコとその他の花を集めてみました。今はキノコの最盛期で、かなりいろいろな種類が見られますが、その中から目にとまったものだけです。ホウキタケ(箒茸)が群生していましたが、よく見ると綺麗な弧を描いていました。
キノコはたくさん生えていますが、ほとんど名前がわかりません。次々に顔をだすタマゴタケ(卵茸)だけは、こんかいはっきりと名前を覚えました。日本産はママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)などは怖そうでも顔を見ると可愛いとかんじます。でもあちらのものは、セイタカアワデチソウ(背高泡立草)やアメリカネナシカズラ(亜米利加根無蔓)は、いったん住み付いたらお手上げです。
ところで、アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)ですが、今年はあきらめることにしました。
(画像は多摩丘陵) (終わり)
ウメバチソウ(梅鉢草)の仲間に、花弁が細かく裂けるシラヒゲソウ(白鬚草)があることは知っているが、出会ったのは箱根湿生花園が初めてである。
撮った画像を自宅で確認すると、いずれもピントがイマイチである。ウメバチソウははっきり撮れているところから、撮影が難しい花なのかも知れない。
白鬚草/ユキノシタ科/ウメバチソウ属。
山地の湿地に生える多年草。
4~6枚の丸型の葉を無柄または茎をだいて付ける。茎の先端に1個の白い花を付け、花弁の先端はかく裂ける。
名前の由来:細かく糸状に切れ込んだ花びらを白い鬚に例えてこの名が付いた。
花期:8~10月。
(箱根湿生花園)
【山野草の索引(2)へ】
撮った画像を自宅で確認すると、いずれもピントがイマイチである。ウメバチソウははっきり撮れているところから、撮影が難しい花なのかも知れない。
白鬚草/ユキノシタ科/ウメバチソウ属。
山地の湿地に生える多年草。
4~6枚の丸型の葉を無柄または茎をだいて付ける。茎の先端に1個の白い花を付け、花弁の先端はかく裂ける。
名前の由来:細かく糸状に切れ込んだ花びらを白い鬚に例えてこの名が付いた。
花期:8~10月。
(箱根湿生花園)
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セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)は、箱根の関所の番小屋(関屋)に多く見られたことからこの名が付いたが、箱根で元の名に由来するアキチョウジ(秋丁字)が咲いていた。
この2種は岐阜県を堺に住みすみ分けており、西がアキチョウジで東がセキヤノアキチョウジである。その違いは花柄の長さと花の間隔でわかる。セキヤノアキチョウジがまばらで繊細な感じがする。
山地に生える多年草。
セキヤノアキチョウジに似るが、花序の幅が狭いこと、花柄が短くて毛があることなどで区別する。
名前の由来:秋に咲き、花が丁字の形からこの名が付いた。
花期:9~10月。
(箱根湿生花園)
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この2種は岐阜県を堺に住みすみ分けており、西がアキチョウジで東がセキヤノアキチョウジである。その違いは花柄の長さと花の間隔でわかる。セキヤノアキチョウジがまばらで繊細な感じがする。
(花柄が短いアキチョウジ) (花柄が長いセキヤノアキチョウジ)
山地に生える多年草。
セキヤノアキチョウジに似るが、花序の幅が狭いこと、花柄が短くて毛があることなどで区別する。
名前の由来:秋に咲き、花が丁字の形からこの名が付いた。
花期:9~10月。
(箱根湿生花園)
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アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)と箱根湿生花園のシリーズが半ばであるが、高尾山のツルギキョウ(蔓桔梗)が割り込むこととなった。
昨日、高尾山を歩いていたら、ツルギキョウが生えている新しい場所を見つけたのである。前回は教えてもらった場所で撮ったが、今回は単独行動での発見で、喜びも大きいのである。
京王線高尾山口駅~病院横~2号路~3号路~5号路~稲荷山コース~大平林道~一丁平~小仏城山~日影沢林道~裏高尾~JR高尾駅
蔓桔梗/キキョウ科/ツルギキョウ属。
山地に生える蔓性の多年草。
葉は長い柄がある卵状心臓形で互生または対生する。卵状心臓形で長い柄がある。葉腋に1個づつ花が付き、花は鐘形で、白色で内面は淡紫色が入る。液果は紫色に熟す。
名前の由来:花がキキョウに似て、蔓性であることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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昨日、高尾山を歩いていたら、ツルギキョウが生えている新しい場所を見つけたのである。前回は教えてもらった場所で撮ったが、今回は単独行動での発見で、喜びも大きいのである。
京王線高尾山口駅~病院横~2号路~3号路~5号路~稲荷山コース~大平林道~一丁平~小仏城山~日影沢林道~裏高尾~JR高尾駅
蔓桔梗/キキョウ科/ツルギキョウ属。
山地に生える蔓性の多年草。
葉は長い柄がある卵状心臓形で互生または対生する。卵状心臓形で長い柄がある。葉腋に1個づつ花が付き、花は鐘形で、白色で内面は淡紫色が入る。液果は紫色に熟す。
名前の由来:花がキキョウに似て、蔓性であることからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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(つづき)
今回は昆虫を集めてみました。昆虫といっても、蝶やトンボ以外はあまり好きではないので、カメラを向けることはほとんどなく、蝶も解説できるほどの知識はありません。
キタテハ(黄立羽)の夏型は名前の黄色よりもオレンジ色に近く、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は雌雄ではかなりの色の違いがみられます。カメラが蝶を追いかけているようでは、アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)の期待は全くなくなっています。
下段左をルリシジミ(瑠璃小灰蝶)としましたが、シジミチョウの仲間は似ているので、分類には自信がありません。最後の画像は、ウシハコベ(牛繁縷)を撮っていましたら、アブが被写体に飛び込んできました。花の近く一瞬ホバリングしたように見えました。アブの分類はまったくできません。
(画像は多摩丘陵) (つづく)
今回は昆虫を集めてみました。昆虫といっても、蝶やトンボ以外はあまり好きではないので、カメラを向けることはほとんどなく、蝶も解説できるほどの知識はありません。
キタテハ(黄立羽)の夏型は名前の黄色よりもオレンジ色に近く、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は雌雄ではかなりの色の違いがみられます。カメラが蝶を追いかけているようでは、アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)の期待は全くなくなっています。
下段左をルリシジミ(瑠璃小灰蝶)としましたが、シジミチョウの仲間は似ているので、分類には自信がありません。最後の画像は、ウシハコベ(牛繁縷)を撮っていましたら、アブが被写体に飛び込んできました。花の近く一瞬ホバリングしたように見えました。アブの分類はまったくできません。
(画像は多摩丘陵) (つづく)
箱根仙石原の箱根湿生花園にでかけた。少し花期が過ぎた植物が多かったが、それなりに楽しめた。いくつか確認したいものがあったが、レイジンソウ(伶人草)もその一つである。
奥高尾の小仏城山にフジレイジンソウ(富士伶人草)が生えているが、高尾の本でこのフジレイジンソウを載せているものは少ない。「高尾山 花と木の図鑑」によれば、茎に稜があること、萼片の外面に直毛があることなどがフジレイジンソウの特徴だという。
今回訪れた湿生花園のレイジンソウには稜があった。解決できると思って出かけたが、レイジンソウとフジレイジンソウの違いについて、しばらく悩みそうである。
山地に生えるキンポウゲ科の多年草。
葉は長柄があり腎円形で、5~7中裂し、裂片はさらに浅裂する。茎の先や葉腋に淡い紅紫色の花を咲かせる。
名前の由来:雅楽の伶人のかぶる冠に似ているところからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(箱根湿生花園)
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奥高尾の小仏城山にフジレイジンソウ(富士伶人草)が生えているが、高尾の本でこのフジレイジンソウを載せているものは少ない。「高尾山 花と木の図鑑」によれば、茎に稜があること、萼片の外面に直毛があることなどがフジレイジンソウの特徴だという。
今回訪れた湿生花園のレイジンソウには稜があった。解決できると思って出かけたが、レイジンソウとフジレイジンソウの違いについて、しばらく悩みそうである。
(花期が過ぎた箱根のレイジンソウ) (高尾山のフジレイジンソウ)
山地に生えるキンポウゲ科の多年草。
葉は長柄があり腎円形で、5~7中裂し、裂片はさらに浅裂する。茎の先や葉腋に淡い紅紫色の花を咲かせる。
名前の由来:雅楽の伶人のかぶる冠に似ているところからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(箱根湿生花園)
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アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)を探しに、その後2日間多摩丘陵に通いましたが見つかりませんでした。やっとあきらめがつき、きのうは箱根仙石原の湿生花園にでかけました。「アキザキヤツシロランを追ってⅡ」の間に挟みながら、湿生花園の草花を載せたいと思っています。
多摩丘陵の最初は茎が葉の中央を突き抜けている、イシミカワ(石見皮)からです。不思議なことに名前は良く知っている平凡な植物なのに、出会うのは初めてなんです。
今回は果実を中心に集めてみました。
(イヌホオズキの花とまだ未熟な果実)
つづき)
前回のいろいろなタマゴタケ(卵茸)はいかがだったでしょうか。家内の反応(タマゴタケ料理は得意とか・・・)を見るために卵を1個持ち帰ったが、気味悪がって触ろうともしませんでした。翌朝にわかったことは、地面になくとも成長することでした。これ以上部屋に置くと、胞子が部屋に広がり、来年は部屋のあちこちに生えてくるのも心配で、処分しました。
可愛かったのは、ノハラアザミ(野原薊)にクマバチ(熊蜂)の赤ちゃんらしいのが、必死にしがみついていました。
(ノハラアザミと必死にしがみつくクマバチの赤ん坊)
最後は紫色がやや強いツリガネニンジンに閉めてもらいました。
(ベニセンコウタケ) (ツリガネニンジン)