高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

オケラ

2008-09-21 07:15:23 | 山野草
いつもの年は、鉢植えのオケラ(朮)は夏の暑さにやられ、思ったような花が咲いてくれない。
今年は少し直射日光を避けたのが良かったのか葉も黄色に変わらなかった。
オケラの隣にはヤマラッキョウの蕾も出てきたので、1ヵ月後の作品展示会には出展できるかも知れない。
植物は自生地の状態が一番で、富士山麓のオケラのようにはなかなか育たない。


(オケラの雄花か中性花)

 
(右はオケラの雌花)

朮/キク科/オケラ属。
山地の木陰に生えるキク科の多年草。雌雄異株。
茎は細くて硬く高さ20~80cmで直立、葉は硬く縁に鋸歯がある。
花を包む魚の骨のような苞がありドライフラワーにも使われる。
名前の由来:万葉時代のウケラがオケラに転じたようであるが、ウケラは葉が蓑(みの)、花が漁具の筌(うけ)に似ていることから名が付いたとする説がある。
花期:9~10月。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
展示会 (信徳)
2008-09-21 13:43:22
庭で育てたオケラ、富士山のものと負けず劣らず立派なものです。展示会盛会を祈念します。
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戦争は嫌ですね。 (デコウォーカ)
2008-09-21 19:26:02
昨晩は、なでしこ隊をジックリと見ました。やはり、戦争は嫌ですね。現在でも中近東では自爆テロが行なわれていますが、身近の人達はなでしこ隊と同じ気持でしょうね。
オケラとヤマラッキョウの盆栽は両方の花が揃ったら素晴らしいでしょうね。
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オケラ (hanatetsu)
2008-09-21 19:32:14
今日、近くの都立桜ケ丘公園へ。
途中、クリが旨そうにイガの間から顔を覗かせていました。
しかし、雨に降られてびしょ濡れ。
オオバナ、ホソバとオケラの画像は、都立薬用植物園でお世話になりました。
夏から冬への過渡期、秋の花は何処にあるのでしょう?
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展示会まで持つか? (寅太)
2008-09-22 09:54:08
信徳さん、おはようございます。
最初の画像にある一番多きなオケラの花が、満開を過ぎてしまいました。
寄せ植えにするとこの辺りが難しく、展示会直前で違うものになったりします。
しばらく寝ていて欲しいのですが。
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オケラとヤマラッキョウ (寅太)
2008-09-22 10:02:48
デコウォーカさん、おはようございます。
戦前生まれと戦後生まれでは、同じものを見ても感じるものが違うと思います。
いまでは国よりも個人が中心になってしまいました。
ヤマラッキョウの自生を見た者は、綺麗な花のとりこになります。
両方が同時に咲いてくれるとよいのですが。
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オオバナ、ホソバは予備軍 (寅太)
2008-09-22 10:10:33
hanatetsuさん、おはようございます。
昨日はカワラナデシコに四つ星をいただき、お礼申し上げます。
オケラは晩夏、ヤマラッキョウは秋の花だと思います。
オケラは草原に数本生えているのがよいですね。
薬用植物園のものは、頭が重くて倒れ掛かったのが多い感じです。
そのうちにオオバナ、ホソバのどちらか登場させます。
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