前回書いたたとおり、21世紀に入って、やたらエコを騒ぐようになりました。
でも、本当のエコな会社とは、長く使い続けられる製品を作っている会社のことを言うのではないでしょうか。
先週不幸があって、御香典袋に名前を書く事になりました。もちろん現在右麻痺の私は書けませんので夫が書く事になりますが、この筆ペンを出してみてしみじみ。
太字、細字、薄字の3本セットになった筆ペンは、恐らく23~25年く弱使っているものですが、現在も買った当初と同じように書けます。
年に数回しか使わない筆ペンで、こんなに長くもったのはこの筆ペンだけです。
保管のプラスチックケースに値札がそのまま値札がはってあり、値段400円(定価は不明)。
現在の価格は、定価は500円で、アマゾン等通販サイトで1,500円から2,000円台。
Amazon | 三菱鉛筆 筆ペンキット KFK501 3本セット | 筆ペン | 文房具・オフィス用品
定価より下げて売っている良心的なところもありますが(いや、これが普通。)、在庫限りのようです。
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メーカーの三菱鉛筆さんは、この筆ペンの製造をしていないようですが、製品の質を買えぬまま、再販してほしいです。寿命の長い製品の上、筆ペンということで、あまり売上に貢献はしないかもしれません。
でも、この筆ペン、海外で人気が出ると思うのです。(私も日本好きの友人達に買っておきたい。)
「三菱鉛筆」は三菱グループであるかと思っていましたが、実は「三菱」の前にこの名を使った会社でした。
抜粋:
三菱鉛筆株式会社(みつびしえんぴつ)は、日本の文房具製造会社である。鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、サインペンなどを製造・販売する。
三菱鉛筆の三菱マークは三菱財閥より先に商標登録しており、三菱鉛筆は三菱グループ企業ではない。
1887年(明治20年)に、眞崎仁六が「眞崎鉛筆製造所」(まさきえんぴつせいぞうじょ)を東京市四谷区内藤新宿1(現在の新宿区内藤町)にて創業。その後、1918年(大正7年)に横浜市神奈川町(現在の横浜市神奈川区)に色鉛筆製造元である「大和鉛筆」が誕生し、両者が合併して「眞崎大和鉛筆」とした。
1901年(明治34年)に、国産初の量産型鉛筆3種類(『局用鉛筆』)を、当時の逓信省(のちの郵政省、現在の総務省・日本郵政・NTTグループ)への納品に成功。これを記念して1903年(明治36年)、「3種」や創業者の家紋「三鱗(みつうろこ)」などを表す意味で、赤い3つのひし形を模した「三菱」をロゴマークとして商標登録した(登録番号18865)。なお、三菱財閥が商標登録を行ったのは1914年(大正3年)のことである。
1952年(昭和27年)には、正式に社名を「三菱鉛筆」と変更し、現在にいたる。
1985年(昭和60年)には、これまでに培った開発力やノウハウを活かし、化粧品事業として株式会社ユニコスモを設立し、ペンタイプの化粧品を開発・販売、OEMを行っている。