Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

特別養子縁組のビジネス化への疑問・障害のある赤ちゃんが生まれた場合は

2018年09月19日 | 福祉・医療

前回のブログ記事、

「若年」「経済的に困窮」という特定妊婦への国の過干渉が制度化-特別養子縁組斡旋事業との関係は
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/09ce68dd2d278faf04d98fae163e7a22 

で、特別養子縁組事業について少し触れました。 

私はもちろん特別養子縁組自体を否定するわけでもありませんが、ただ、これをビジネス化するということに拒否反応があります。 

特に生まれたばかりの赤ちゃんの養子縁組のビジネス化とは、結局は人身売買にほかならないのではないか-私にはそう思えてなりません。 

The Baby Business-185万円+αの養子縁組費用は妥当か?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2aff6fb0bdf2aa61846908f00bfc6604

 「人身売買」とは言い過ぎかもしれません。
しかし、赤ちゃんや幼い幼児の人生を、事業者が決めてよいものなのでしょうか? 

「赤ちゃん」「子供」には選択権がありませんが、その子供たちが大きくなって、「自分の育ての親お金を払って自分を子供にした」というのを知った時、どう思いますか・・。 

また、養子縁組を望む人のなかでは185万円+αを払って、障害がある赤ちゃんを引き取ろうとする人はいるでしょうか? 

養子縁組をさせようと、妊婦に支援費を払って赤ちゃんを産ませたものの、その赤ちゃんに障害があったときはどうするのでしょうか?
その赤ちゃんを望む親がいない場合は、施設に行くことになるのでしょうか? 

特別養子縁組のビジネス化には、疑問ばかり沸いてきます。 

最後に、障害があるお子さんを中心に養子斡旋をしている組織の動画とHPのリンクを貼り付けます。 

Rainbowkids
Adoption: The Waiting Child Video
https://www.youtube.com/watch?v=TwY8CVryB9w

HP
https://www.rainbowkids.com/

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「若年」「経済的に困窮」という特定妊婦への国の過干渉が制度化-特別養子縁組斡旋事業との関係は

2018年09月19日 | 福祉・医療

朝日新聞
若い女性の妊婦判定費用、全額補助へ 未受診減らす狙い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00000104-asahi-soci 

 妊娠中に診察や定期健診を受けない妊婦を減らすため、厚生労働省は、妊娠している可能性がある若い女性らへの支援策を増やす方針を固めた。本人が同意した場合は保健師らが一緒に医療機関に行き、医療機関での妊娠判定費用も全額補助する考えだ。2019年度予算の概算要求に盛り込んだ。早ければ来年度にも実施する。 

未受診のままで出産すると、新生児が適切なケアを受けられずに死亡してしまう「産み落とし」につながりかねない。厚労省は初期の費用負担を無くすことで受診のハードルを低くし、早い段階で支援につなげることを狙う。

 「若年」や「経済的に困窮」など、特に支援が必要な妊婦(特定妊婦)は、約8500人(16年度)。今回補助の対象となるのは、都道府県や政令指定都市、中核市が設置している「女性健康支援センター」(昨年7月現在、70カ所)に相談に来た女性のうち、保健師や看護師らが「特定妊婦」の可能性が高いと判断した人たちだ。

 本人が医療機関での受診に消極的な場合、まず同センターで妊娠検査薬を使って簡易の妊娠判定を無料で行う。妊娠の可能性が高ければ判定のため医療機関での受診を促す。受診に同意した人には、保健師らが医療機関に同行する。受診にかかった費用(約1万円)は国と自治体が折半する。16年度、各地のセンターには妊娠・避妊に関する相談が計9525件あったという。(浜田知宏)

簡易な妊娠検査って、市販の薬でも1000円未満のものもありますよね。
その検査を無料でさせた後は、妊婦さんの同意を取って保健師が医療機関に同行?
未成年者で、親にも言えない妊娠の場合を除いては、ちょっとおかしくないでしょうか?  

いずれにしても、妊娠判定された女性は中絶をしない限り、定期健診が必要。
妊娠判定の次は、保健師や機関を通じて「特別養子縁組組織」が妊婦に斡旋される、ということにならないとは言い切れない気がします。

駒崎弘樹氏(185万円+αで養子縁組)をはじめとする、草の根ロビイスト(政府と懇意なので、人工芝ロビイスト)達の動きを追ってきていたので、想像力が逞しくなります。 

山師と紙一重の社会活動家・駒崎弘樹氏の養子縁組事業のスタッフ募集記事
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2fb011220dc0221fbfaf35097627fc13

結愛ちゃん事件を受けての駒崎弘樹氏のキャンペーン-“お金もしっかりつけた素人の支援”が子供の為?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f44ade2519c63570b0d27d580612cac5 

現在は生活保護受給者も、申請により妊婦扶助を受けたり、特定病院で出産をしたりできるようですが、将来的にこれもどうなっていくか・・・。 

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