CSR活動を求める動きに対して、 私が疑問を持つようになった話を7月に書きました。
偽善より実のある解決法-反(強制)CSRのアニール・カーナ二氏に注目
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/06c93e418070b5cd59da1e715cfeea5f
当時は、まだ、CSRの偽善性についてだけ書きましたが、実は「偽善」どころか、むしろ社会にとってマイナスとなる面もあると思っています。
それは、ある特定の団体(特に政府に近い人脈を持つ団体)に対する「巨額の寄付」。
ある会社から、CSR活動の一環としての寄付を受けたものは、その会社にとって不都合なことを無視、ときにもみ消しの協力もするかもしれません。
そこまでなくても「恩返し」「新しい寄付を求めて」自発的にその会社に貢献をするようになるのが普通でしょうね。
たとえば、HPVワクチンと全く縁もないはずの駒崎弘樹氏がHPVワクチン過激推進や被害者の誹謗中傷をする村中璃子氏応援のみならず、彼自身が村中璃子氏と同じような活動を始めたことがあります。
彼にとってはスポンサーのグラクソスミスクラインには頭が上がらないことでしょう。
グラクソスミスクライン
日本での社会貢献活動
https://jp.gsk.com/jp/behind-the-science/our-people/responsibility-reports/
抜粋:
被災地支援
屋内遊び場に来る福島の子どもの見守りボランティア
震災後の原発事故を契機に外で遊べなくなった子どもたちに、室内で思いっきり体を使って遊べる場所を提供したいとの思いで認定NPOフローレンスが「ふくしまインドアパーク」を開設。2015年3月でその施設の役割は行政に引き継がれることになりました。
2012年3月から延べ400人以上のボランティアを派遣してきたGSKにフローレンスから感謝状が届けられました。
「なんで、医療関係者でもない人達が、HPVワクチン宣伝のみならず、被害者叩きに必死になるのだろう?」
「福島で社会活動をしている人達」と「HPVワクチン過激推進者(=被害者叩き)」が重なる理由は?」
の答えはたくさんありますが、その一つが、このCSRの弊害ではないか、と思います。
グラクソスミスクラインだからこそできる一番の「CSR-企業の社会的貢献」とは、寄付金をばらまくことではなく、「ワクチン被害への取り組み」ではないでしょうか?
参考:
女性器の癌が非常に気になる非医療関係者の男性たちに思うこと
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ca343b7c95da389e2877d13de71eb6cc
上昌広氏&番場さち子氏人脈~「セシウム排除より生き抜くための知恵を」と書いた坂根みち子医師
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ce0efd5816be41ce5553443b069eee29