Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ブラジルの小頭症-2015年8月に発覚したバイーア州ウラン鉱山水質汚染

2016年02月08日 | 福祉・医療

ブラジルの小頭症の件、地下水汚染もですが、その後、健康被害調査はどうなったのでしょうか。 

小頭症はブラジル北東部に集中していますが、このバイ―ア州もそのエリアです。

ニッケイ新聞 (2015年8月25日)
バイーア州=ウラン鉱山で水質汚染発覚=採掘会社が調査結果を隠匿=政府・州の合同調査機関発足
http://www.nikkeyshimbun.jp/2015/150825-22brasil.html 

 バイーア州内陸部カエチテ地区にあり、2000年に採掘が始まったラ米唯一のウラン採掘鉱山で、ウランに汚染された水が地下水に混じり、井戸水が汚染されていた事が判明したと22、23、24日付エスタード紙(E紙)が報じた。

 カエチテ鉱山近隣のラゴーア・レアル市には、掘りぬき井戸から地下水を汲んで使っている住民が大勢住んでいる。

 採掘を行っていた連邦公社の伯国核関連産業(INB)はこれまで常に地下水の汚染を否定してきたが、E紙は今年、14年10月と今年の3月にINBが行った水質調査結果の報告書を入手した。それによると、14年の検査では、世界保健機構(WHO)が、飲用に適しているとされる安全基準の4倍以上のウランが検出され、今年の検査でも3倍以上のウランが検出されていた。

 INBは調査結果を知りつつも、5月22日まで、ラゴーア・レアル市にも知らせていなかった。住民たちは同月25日になって、市環境局職員から汚染のことを知らされた。

 環境省と国立再生可能天然資源・環境院(IBAMA)は22日のE紙の報道を受け、ラゴーア・レアル市の井戸水の使用を即刻中止した。イザベラ・テイシェイラ環境相は、報道を受け、すぐに同件の調査に入るように命じた。

 24日には、連邦政府とバイーア州保健局合同の特別チームが発足し、カエチテ、ラゴーア・レアル両区域における地下水のウラン汚染の実態を調査し、健康被害の危険度などを分析すると報じられた。

 23日、国家衛生監督庁(ANVISA)は、放射性で汚染された水の消費に関連する対策を練るため、保健省環境監察局の支援も得て、バイーア州衛生監察局と保健局の担当者との会合を開くと発表した。これは、州政府の担当者たちが住民への健康被害の実態を調査し、ウランの含有量が高い汚染水を含んでいる井戸を識別するのを支援するためだ。

 22日、環境省とIBAMAは、ラゴーア・レアル市の井戸水がウランで汚染されていた件が告発されたことをINBに通達した。IBAMAは水質調査が終了するまで井戸の閉鎖を命じた。INBは、情報を隠匿したことで罰金を科される可能性がある。

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ウランガラス-「綺麗な花には毒」ではないのか・・・

2016年02月08日 | 原発・核・311

先の追記で、ウランガラスについて書いたので、ウランガラスに関するサイトと動画のリンクを。 

ウランガラス同好会HP
http://uranglass.gooside.com/ 

鉱石から抽出して焼結!ウランガラスを自作する
https://www.youtube.com/watch?v=qyIaqUWJHMY 

好きな人には申し訳ないですが、うーん、本当に大丈夫なんでしょうか。
特に昔のウランガラスのウラン含有量は多いようですし。 
(ウランガラスとの関連は定かではないとしても、ウランガラスでも作品を作っていたガレは58歳で白血病で死亡しました。)

昔の人は、今は常識的に『健康的被害』があるとされている物質に対し無邪気でした。

(未来の人達も、私たちに対して同じ感想を漏らすでしょう。) 

オマケ:

Gigazine
キュリー夫人の研究ノートは100年が経過した今も放射線を出している
http://gigazine.net/news/20150802-marie-curie-paper-still-radioactive/
 

『岡山県ニュース』ウランの宝庫 人形峠
https://www.youtube.com/watch?v=9zJcPl6ZAeo 

関連: 

“光る石”から“人形峠”まであれこれ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3cfd7c155cc46ff2ef7527c12aabe26e 

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エミール・ガレとナンシー

2016年02月08日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

週末は目黒にある東京都庭園美術館のエミール・ガレ展に行ってきました。 

作品や展覧会場(旧朝香宮邸)、アールヌーボーやガラスが好きで来たのであろう人々がいる空間、約10年前にナンシー派美術館(これは旧朝香宮邸のような豪邸ではないし、アールデコ建築ではありませんが、建物、庭園、その空間と似た空気が。)を訪れたことを思い出しました。 

私が訪れたフランスの町で、日本を一番感じ、そして外国であっても外国と思えなかったところ。また行きたいです。
2006年アルザス・ロレーヌで
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/149b688ed9e5d6981ae00bbd9d17afca ) 

以下は、10年前を思い出して-。 

ガレ、アールヌーボー、フランス、ベルエポック、興味がある方はどうぞ。 

ナンシー派のHP(英語)
http://www.ecole-de-nancy.com/web/index.php?page=portail-en 

Art Nouveau Galle Nancy
https://www.youtube.com/watch?v=3p5wIKUrZ9k 

Paris 1900 : La Belle Époque, l'Exposition Universelle, l'Art Nouveau
https://www.youtube.com/watch?v=8MZGusqwKPo 

雰囲気をぶち壊す追記:

ガレの展覧会で、「ウランガラス(ワセリンガラスとも呼ばれる)」を使った作品を観ました。
このウランガラスの製品は、世界にマニアがいるようで、「一応安全」と言われていますが、保持する期間、そして保有する量によってはどうなのでしょうね。

ガレが58歳で亡くなったのは白血病。ウランガラスの作品は本当に限られたものであったとしても、「ウランガラスを使ったせいではないか・・・」と、ついつい疑ってしまいます。

ガラスには「コバルトガラス」というのもありますが、これもどうなんでしょう。

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Tdapもインフルエンザも妊婦に本当に危険はないのか

2016年02月08日 | 福祉・医療

「2014年からの妊婦へのTdapのワクチン接種がブラジルの小頭症の原因という説」は、①英米仏でも同様の接種が行われているいるが、小頭症のケースが多発しているわけではないこと、②ブラジルの全土ではなく北東部にだけに集中している、ということから、私はこの可能性はあまり高くないと思っています。

しかし、妊娠後期とはいえ、本当に妊婦にこのワクチンを打つ必要があるとは、私は思えません。

Tdapについてのものではないですが、Thinkerの紹介動画を-

ワクチンとフッ素による大衆管理.wmv
https://www.youtube.com/watch?v=1W-_WT7k-IA 

モーリス・ヒルマン博士の告白
https://www.youtube.com/watch?v=f5dmZEiKpCA 

医学・薬学はヒルマン博士の若いころとは段違いに発展しているでしょうし、Thinkerはアンチ・ワクチンということを割り引いて考えなければならないかとは思います。 

そして、ワクチンや薬には負の部分があったとしても、仕方なしに使わなければならないことはあると思います。 

しかし、妊婦さんに限らず、「打つしかない」「どうしても飲まなきゃならない」ものは、実はそんなにないのではないでしょうか。

現在は、日本でも妊婦さんにインフルエンザの予防接種を勧めるところもあるといいます。
妊婦さんに予防接種、ほんの前までは考えられませんでした。

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