昼前、初もうでに行ってきたのですが、玄関から外にでると、新雪の上に新しい足跡がありました。けさは、かなりまともに雪が降っていましたので、ちょっと前につけられたもので、その足跡は玄関を素通りして郵便受けへ…。
郵便受けを覗くと、水道の検針票が入っていました。
ということは、今日の午前中、検針員さんが水道メーターを見たということ
検針員さんの足跡をたどれば、
確か、外の灯油タンクの下あたりに鉄の蓋をかぶせたメーターボックスがあったような気がしたので、外に出て、そのあたりを雪かきしましたが見つかりません。
さらに、給湯器の周りを探しても、水道の元栓は見つかりません。
と書いたメーターボックス&元栓を発見できるはず
そして、見つかりましたぁ~
まったく迷う気配もなくメーターボックスを雪の下から発掘する検針員さん、凄いなぁ~、プロだなぁ~
おかげで、別邸の水道の元栓を発見できました
ということで、「帰省したら氷攻め・水攻めにあった (前編)」のつづきです。
給湯器への給水を断ったことで台所の出水を止めた私は、根本的な解決を翌日以降に先延ばしし、旧友たちとの新年会に行ってきました。
そこでの会話の中でも、大雪の話と併せて(県南に比べると秋田市内の雪はずっとずっと少ないとな)、水道の凍結の話が出ました。ある友人は、1週間自宅を開けて、帰ってきたら水道が凍っていたと言うし、飲食店経営の友人は、2日間だけ店を閉めて、けさ店に来たら水道が凍っていたと言います。
この話を聞くと、約1ヵ月の間、暖房無しだった別邸の水道が凍るのは必然だったと言えそうです。
そして、帰宅して、台所に異常が無いことを確認して、トイレで無事に用を足して、就寝。
3日の朝は、冷水で洗顔したあと、洗面所からケトルに汲んだ水でお湯を沸かし、餅を焼いて、とろろ昆布&梅干茶づけで簡単に朝食。
そして、台所の水栓交換の検討を開始しました。
前日から漠然と考えていたのは、ホームセンターに行って、新しい水栓を物色しつつ、交換工事を相談するというやり方でした。
でも、このタイミング(厳寒&正月)だと、すぐに交換してもらうのは難しそうだし、ネットでつらつら調べるうちに、こちらのサイトなんぞを見ると、新しい水栓とシールテープを買ってくれば、別邸にある道具を使って自分で交換できそうです
ホームセンターの営業開始時刻を見計らって、すぐにでも買い出しに出かけたい気分だったのですが、あいにく、本宅から別邸宛てに送った宅配便がこの日の午前中に配達される予定でしたので、それを待つ間、まずは、旧水栓の取り外しに取りかかりました。
取付け方が判れば、取り外し方も簡単に想像つくわけで、ちょちょいのちょいで、給水管がむき出しになりました。
と、上の写真を撮って少しすると、異変が…。
右側の冷水用配管からチョロチョロと水が流れだしました。
そして、その水量は徐々に増えてきて、すぐに、配管からは強烈な勢いで水が吹き出し始めました
前日、破壊してしまったレバーの付け根から吹き出した水より格段に強烈で、タオルを詰め込もうとしても、まったく歯が立ちません
しかも、水は真横に噴き出すものだからなお厄介です。
ほとんど映画「黒部の太陽」や「Uボート」みたいな状況…
つまり、給湯器への給水を止めたから温水・冷水ともに止まったのではなく、冷水側はまだ凍ったままだったということ…。
ということは、前夜、外出している間や、寝ている間に、氷が溶けて、水が噴き出す可能性もあったわけで、これはこれで不幸中の幸いだったんですな…
それはともかくも、この状況をなんとかせねば
ものは試し と、タオルをカーテンのように配水管の前に垂らすと、なんとか水をシンクに誘導することができました
これで流し台から離れることができ、ムダとは思いつつも、もう一度外に出て元栓を探したり、台所に戻って、シンク下を覗いたりしましたが、やはり元栓は見つかりません
と、シンクから繋がるガスコンロ台の左の隙間をチェックしていなかったことに気づき、そこに置かれていた母の「手提げ袋コレクション(?)」をどけると、そこに元栓がありました
ふうぅぅぅぅぅぅぅ~という、前日以上に長く長く深ぁ~い安堵のため息を漏らした後、びしょびしょになった床を拭き、びしょびしょになった服を下着ごと取り替えて、宅配便を受け取り、そして、ホームセンターへと出かけていったのでありました。
別邸から1.5kmほど離れたホームセンターで1万円弱の混合水栓(寒冷地用)と、数十円のシールテープを購入して、帰宅すると、なんだかもうヘトヘト…
雪道を歩くのは、ズルズルと滑って効率が悪くて、ホント、疲れます…
しばしの休憩の後、さぁやるぞ と、ウォーターポンププライヤーをかざして、作業に取りかかりました。
作業をしてみると、結構簡単で、30分もかからず、新しい水栓の取付けが完了
そして、水の元栓を開き、給湯器の元栓も開き、水栓のレバーを引き上げると、水が出ましたぁ~
なんとも怒濤のような、というか、実際に水を何度も浴びる、大変な約24時間でした…
でも、今回の騒動を通じて、元栓の場所が判明しましたので、今後の冬期の帰省Uターンの際には、しっかりと「水抜き」して、凍結予防を図ることができます。
それにしても、断続的に咄嗟の判断を求められ続けられた約24時間、ホント、精神的に疲れました
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