「今年2度目の関西遠征記 #3-2」のつづきです。
私が小学生の頃、うちには、脳卒中で寝たきりだった祖母の介護役として、縁戚だか知人だかのおばさんが住みこんでくれていました。
このおばさんが大の時代劇ファンで、うちでもよくTV時代劇を視ていたものです。
そんな環境もあって、私もけっこうTV時代劇を視たクチでした。
ですから、東映太秦映画村のオープンセットで「銭形平次の家」を見たときは、長火鉢の奥に座る平次親分(大川橋蔵さん)がいるような気がして、懐かしさを感じました。
銭形平次は、いつも紐でつなげた穴あき銭を腰にぶら下げていて、いざとなると、その銭をピッと取って、悪党に投げつけるのが見せ場になっていました。
その頃から私が疑問に思っていたのは、平次親分が投げつけた銭は回収されて再利用するのか? ということと、どうして紐で繋がっているのに瞬時に銭を取り外して投げることができたのか? ということでした。
前者は、あとで平次親分の手下が回収してたのだろうと推察できましたが、後者については、ずっと疑問に思い続けていました。っつうか、疑問に思っていたことすら忘れていたのが真実に近い…
そして、「銭形平次の家」を訪れている最中、この後者の疑問が蘇ってきたのです。
そしてそして、思いついたアイデアがあって、それをけさ、実験してみました。
それは、伸縮性のある紐を銭の穴に通して、その先端に穴より微妙に大きい結び目を作るというもの。
これだと、銭を何枚も重ねて紐を腰からぶら下げても、銭が落っこちることはありません。でも、一番下の銭を力を入れて下に引くと、結び目が押し縮められて、銭は結び目を通り抜けられる…というもくろみです。
そして写真のように50円玉を使って試してみました。
すると、見事に成功
ただ、何度もやっていると、結び目が圧縮されてしまい、銭のホールド性が低下しますので、定期的に新しい結び目を作るのがよろしいかと思います。ご参考まで
オープンセットのあちこちに、「カムカムエヴリバディ」の撮影スポットを示す表示があって、
歩き回る人の多くが、私と同様、「『カムカムエヴリバディ』の舞台 映画村めぐり」を持っていて、「あぁ、ここ、覚えてる」とか会話を交わしていました。
ここで悲報を…。
東映太秦映画村では、
朝ドラの和菓子監修「吉乃屋」中西店主によるあんこをふんだんに使用
という回転焼きが販売されているはずだったのですが…、
OMG~
気を取り直し、東映だけでなく、すべての日本の映画人たちへの敬意が感じられる「映画文化館」を見学して、これでひととおりオープンセットの見学を終えました。
そして、喫煙所で一服しながら、「『カムカムエヴリバディ』の舞台 映画村めぐり」を眺めて反芻していると、
「4つのキーワード」を一つも見つけていない
っつうか、そんなのを見た記憶もありません
どういうこと???
困惑しながら、ヒントを探しました。
「MAPを見てから…」がクサいぞ と思い、もう一度MAPをじっくりとなめ回すように見ると、、、あることに気づきました
そして、オープンセットをもう一度巡りながら出口に向かう過程で、4つの「あなうめ問題」を見つけ、「言葉を完成」できました
答えとか、コンプ記念品は、これからチャレンジされる方への配慮として秘させていただきます
入場口(入村口)のある建物「パディオス」の2階も覗いてみましたが、
私は仮面ライダーシリーズにも、スーパー戦隊ものにも、プリキュアにも、興味がないので、ふ~ん…でした。
最後に「スターズカフェ CHANBARA」でそばを食べて、これにて東映太秦映画村の有料ゾーンはおしまい。
結局、ここまで2時間半にわたって楽しめました。
課金アトラクションとか、お子さま向けをパスして「2時間半」ですから、お子様連れだったら、ほぼ一日コースになってしまうのでしょうな…
私はここで東映太秦映画村を退場(退村)しましたが、「お楽しみはこれからだ」で、「連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』展~ひなたの映画村へようこそ~」のことは「#3-4」で書きます。
つづき:2022/04/05 今年2度目の関西遠征記 #3-4