「今年2度目の関西遠征記 #3-1」のつづきです。
嵐電の太秦広隆寺駅で電車を降りると、道(三条通)を挟んで広隆寺の楼門がドーン
もし時間が余ったら、帰りに寄ってみようかな… などと考えながら、楼門正面で三条通を横断して、東映太秦映画村を目指しました。
なお、太秦広隆寺駅と消防署との間の横断歩道で渡ってしまうと、そこから先は歩道が無くなるので、もう一度信号待ちする必要が生じます。
太秦広隆寺駅から徒歩5分ほどで、東映太秦映画村のシンボル「東映城大手門」
閑散としていますが、ここは団体入口として使われていて、個人客用の入口はもうちょい北にあります。
と、この行列は何
よく見ると、この行列はチケット売場のものでして、WEBチケットを購入していた私は、並ぶことなく入場できました
さっそくインフォメーションコーナーでリーフレットの類を物色すると、
「『カムカムエヴリバディ』の舞台 映画村めぐり」というのがありまして、中を見ると、見開きA3サイズで「カムカムエヴリバディ ロケ地MAP」になっていました。
しかも、コンプ記念品付きでクイズ・ラリーもある
東映太秦映画村の通常のリーフレットも入手したのですが、
この日のオープンセット見物は、「ロケ地MAP」をお供にしようと決めました。
これというのも、「ロケ地MAP」は、映画村全体の2/3くらいをカバーしていて、含まれていないのは、「史上最恐のお化け屋敷」や「からくり忍者屋敷」といった有料アトラクションが集中しているエリアくらいのものなのですよ。
というか、
「カムカムエヴリバディ」は、「条映映画村」のシーンだけでなく、岡山編(安子編)でもいくつかのシーンが、東映太秦映画村のオープンセットで撮影されていたとは
こりゃ驚きです。
さて、オープンセットに向かってお土産売場を抜けようとすると、、
「ひなた入社の1983年頃をイメージした休憩所」です。
ここは、「入場無料」の「連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』展~ひなたの映画村へようこそ~」のエリアからも眺めることができるようになっていました。
ただ、有料エリアからだと、このコーナーの中にも入れるようになっていて、
流し台では麦茶が冷やされていました
さて、オープンセットの最初は、遊郭エリア
「三浦屋」でありんす。
歴代の高尾太夫が在籍していたところですな。
そして吉原のシンボル、大門(おおもん)。
「JIN -仁-」の野風さんを思い出す…
さすがに「カムカムエヴリバディ」ではここを使ったシーンはここまで無かったし、最終週にも登場しないでしょ
お次は、「新撰組屯所」の札がかかった長屋門の前を通り、港町のセットへ。
このプール(海? 川? 池?) には定時的に怪物が出現するそうですが、カムカム民としては、「真冬の土左衛門」が浮かんでいて、定時的に息継ぎする方が悪趣味ながら楽しかったりして
この隣りには芝居小屋「中村座」がありまして、ちょうど「忍者ショー」が始まったばかりでしたので、覗いてみました。
正直、「無料だし…」と軽く考えていたのですが、いやいやどうして、立ち回りが凄い
TVや映画で立ち回りシーンを視たことはありますけれど、生で観る立ち回りは、迫力というか、スピード感というか、緊張感というか、映像で視るのとはかなり違っていて、目からウロコが落ちました
そして、「良いものを視たなぁ~」となったのでした。
ちなみにこの中村座の建物の外観は、カムカムエヴリバディでは岡山の映画館「銀馬館」として使われたそうな。
この通りは何度も出てきましたっけ…。
モモケン・ダンスのCM撮影シーンを初めとした映画村内のシーンはもちろんのこと、岡山のラジオ体操シーンもここで撮影したというのにはビックリ
ここは、確かに言われてみればそうかも… と思える場所なのですが、どうしても、TVで視たシーンと結びつかない撮影スポットがいくつもありました。
いや、そちらの方が多かったかも。
そんな「え"っ、本当?」の筆頭が、「難和電鐵杉川町驛」だったというこちら。
そして、「たちばな」だというこちらも片鱗がありませぬ
まぁ、NHKだってドラマ作りのプロ集団ですから、素材をそのまま使うことはしないでしょうけど…
一方で、「日本橋」は、「映画村内の日本橋」という設定ですから、一休さん(東映動画[東映アニメーション]制作)と柵を除けば、そのまんまでした
というところで「#3-3」につづきます。
つづき:2022/04/04 今年2度目の関西遠征記 #3-3
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