と、ここで目を惹かれる建物に出会ったのですが、その話は「#2-4」で…
と思わせぶりに終わった「10年半ぶりの高松遠征記 #2-3」のつづきです。
その私の目を惹いた建物がこちらです。
第百十四銀行高松支店です。
建物の前に「百十四銀行創業の地」と題する碑がありまして、
明治11年(1978年)11月1日 第百十四国立銀行としてこの地で開業した
創業百十四周年を記念して、この碑を建てる
平成4年(1992年)11月1日 株式会社第百十四銀行
だそうです。
「114」はかなりハンパな数字ですから、「創業百十四周年を記念」するのは第百十四銀行くらいだと思います
でもなかなかの記念事業
ちなみにこの建物は、こちらのサイトによると、大正15(1926)年に高松百十四銀行の本店として建てられたもの。高松空襲に被災しながらも焼失は免れ、今に至っているのだとか。
ところで、百十四銀行のように旧国立銀行の「ナンバー」を今に引き継いでいる銀行といえば、私がかつて口座を持っていた七十七銀行とか、去年2月の新潟遠征でその存在を知った第四北越銀行(記事はこちら)とかが思い浮かびます。
そこで、Wikipediaの「国立銀行」を見ると、他に「ナンバー」を冠している銀行は、長崎の十八親和銀行と、三重の百五銀行くらいのものです。
そして、変わり種としては、長野の八十二銀行(2026年1月から八十二長野銀行)があります。(写真は2015年7月に撮った八十二銀行大門町支店。とても1997年新築とは思えない 記事はこちら)
どう「変わり種」かといいますと、八十二銀行は、第八十二国立銀行とは無関係で、第十九銀行と六十三銀行が合併して、「19 + 63 = 82」という次第
なんとも意表を突く命名です
役員会がノリで決めたのかな…
おっと、また寄り道してまった。先に進まねば
BGM
としてMISIA「つつみ込むように…」が流れる丸亀町商店街を、気分良く
、更に北に進んでいきます。
そうそう、宿泊先のホテルから頂いた地図から、この辺りの部分を載せておきましょう。
★が第百十四銀行高松支店の位置です。
私が歩いたルートを地図上に描こうかとも思いましたが、丸亀町商店街から更にそのまままっすぐ進み、玉藻公園の南端(=ことでんの線路)に行くつく地点から左折し、中央通りを右折して高松築港駅方面へ、というシンプルなものでしたので、省略しました
さて、BGMがMISIA「逢いたくていま」に変わったと思ったら、先の方から生演奏らしき音楽
が聞こえてきました。
「スペシャルオリンピックス day」というイベントでした。
聞こえていたのは「ヘルマンハープ」という楽器の音色だったみたい。
このヘルマンハープは、Wikipediaによると、
1987年にドイツのバイエルン州の農場主ヘルマン・フェー氏がダウン症の息子アンドレアスのために開発した。フェー氏は「障がい者、高齢者を含む、多くの人に器楽演奏への扉を開いた」という功績により、1995年にドイツ連邦共和国より功労勲章功労メダルを受賞した。
だそうで、まさに「インクルーシブ」な楽器なんですねぇ
そういえば、スペシャルオリンピックスはMISIAとも縁がありますなぁ
商店街を抜けると、一気に「官庁街」の風情です。
そこで四国とは縁の薄い私が「ん?」と思ったのが、
「ヨンデン」??
おぉ、四国電力のことか
そりゃ「しでん」はないよな
そういえば、電力会社の略称、中部電力と中国電力はどうしているんだろ? と考えてしまいました。(ちなみに東北電力はそのまま「東北電力」と呼ばれている)
Wikipediaの「中国電力」を見たら、
略称として中電(ちゅうでん)や、中国電、あるいはブランド名のEnerGiaが使われている。ただし中電と言うと、全国的には同社より規模の大きい電力会社である中部電力(愛知県名古屋市)の略称として用いられることがほとんどであり(ドメイン名「chuden.co.jp」も中部電力のもの)、中国地方以外では、中国電力は「中国電」、中部電力は「中部電」と表記されるのが一般的である。インターネットでのドメイン名がブランド名の「energia.co.jp」となっているのもこのため。
だとか。
元広島市民の私としては中国電力が不憫でござる
なお、「中国○○」といえば、広島が拠点の中国銀行と中共国の中国銀行があって、こちらもなかなかややこしい
こんなことを考えながらホテルのまで戻り、途中、コンビニで買ってきたアイスクリームを食べながら小休止をとりました。
ここから先は「#2-5」で。
つづき:2025/05/08 10年半ぶりの高松遠征記 #2-5
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