このブログの定例「年末企画」は「美術館・博物館めぐりの振り返り」だけで、大晦日にアップする記事は、近年は「美術館・博物館めぐりの振り返り」の「後編」のことが多いのですが、普通に書きかけのシリーズを書き続けたりしておりました。
きょうは、珍しく、今年、私周辺に起こったことを「重大ニュース」的に並べてみることにします。ま、備忘録みたいなもの…。
氷の世界
2021年の正月に帰省したとき、別邸の台所の水栓が凍っていて、むりやりレバーを動かしたら、水栓が完全に壊れ、大変な目に遭いました(時節がら業者さんに修理を頼もうとしても日数がかかりそうだったので、自分で交換)。
これを糧として、冬の帰省Uターンの際には、水道の元栓を閉めて、水道の凍結防止を図ったのですが、昨年2月に帰省したときは、水栓内に残った水が凍ったため、交換して1年1か月の台所の水栓が故障(水が止まらない)しているは、浴室の混合栓も同様に水が完全に止まらないという症状を示しているはで、これまた大変な目にあいました。
このあと、今年の正月と2月の帰省の際には、水栓の凍結は免れたものの、トイレの排水側(トラップ水)が2年連続して凍り、しばらく使えないという、これまた困った事象が発生しました。
こちらで書いたように、今月初めの帰省から戻る際、トイレの排水側に不凍液を注入してきたのですが、さて、効果はどんなものでしょうか?
結果はあさって判明します。
水害
これは「2023年一番のできごと」と記憶に残るのが必至です。
7月中旬の帰省の最中、秋田が大雨に見舞われて、かなりの水害が発生しました。
別邸でも、すぐ近くの川が溢れて、周りの道が冠水しましたが、それでも、床上浸水が多く発生したことや、道路のアンダーパスが水没したことに比べれば、かなりマシな方でした。[記事]
この2か月前、私は秋田県立博物館に出かけ企画展「秋田藩の絵図」を観ました。明治初めまで、久保田城の縄張りとして、秋田市の中心部に堀があったことは知っていましたが、現在の秋田駅やその東側が湿地帯だったことは初めて知りましたし、今やそれらの痕跡がほとんど無いことにつらつらを思いを馳せました。
そして、7月の水害では、秋田市中心部を流れる旭川沿いの歩道が崩落したほか、秋田駅の東側や中心部の南大通り周辺でも大規模な床上浸水が発生
私がよく知っている場所ばかりで、あれまぁ~ でした。
上に載せた現在の秋田市の地図(北を左に回転)と、「秋田藩の絵図」展で観た絵図の一枚とを見比べると、
歩道が崩落した地点は、堀が旭川と合流する地点だし、南大通りはほぼ堀の跡と一致します。
この水害がゲリラ的に起こったわけではなく、弱いところに起こったことが推察されます。
やはり、古地図や古い地名は大事にしなくちゃならないと思った次第です。
酷暑とPC
今年の夏は、本宅でも別邸でも、ハンパなく暑かった
エアコンの効いた部屋から出たくない、酷暑の日々が秋の彼岸までつづきました。おかげで、すっかり出不精になってしまった私です。
数年前から、夏になると困るのが、本宅のPCのパフォーマンスが著しく低下することでした。筐体が熱っちっちになって、フリーズの一歩手前まで行ってしまうのです。
一度、メーカーに送って視てもらったのですが、「異常無し。再現できず。」でそのまま返送されてしまいました
今年の夏は、例年以上にこの「熱中症」が酷く、いっそ買い替えようかとまで思ったほど。でも、その前に、ドッキングステーションを外して、クーリング台を試してみようか と思い立ち、実行してみました。
すると、
効果てきめんです
そういえば、メーカーにはPC単体で送っていたっけ…
でも、純正品のドッキングステーションに乗っけて、こんなになるか
なにはともあれ、私のPC史上最長の6年目に突入した愛用のPCです。
ロールカーテン
私のPCは南向きの出窓の上に置いて使っています。
この場所、晩秋~冬~早春の時期になると、低くなった太陽が眩しくて、毎年、4ヶ月間はカーテンを閉め切りにしていました。
別邸の寝室兼書斎の南向きの窓には、昨年秋からブラインドを設置してみたところ、なかなか勝手が良い そこで、本宅の出窓にも付けようかと、ホームセンターを物色した結果、ロールカーテンを試してみることにしました。
作業の容易さを考慮して、窓枠の半分サイズのを買ってきて設置
おぉ、イイ
でも、やはりハーフサイズだと、効果も見た目もイマイチです。
そこで、窓枠サイズのロールカーテンに変更することにして(一度設置作業を経験して、要領は判ったし)、先に買ったハーフサイズのは、別邸で使うことにしました。
そして、ハーフサイズのロールカーテンの取り外しとフルサイズの設置が無事に完了して現在に至ります。
取り外したハーフサイズのは、クルマで別邸に持ち帰り、それまでのブラインドをお蔵入りに追い込んで、南向きの窓で活躍しています。
洗濯乾燥機
本宅で17年間にわたって使い続けてきたドラム式洗濯乾燥機を買い替えました。
ドアのセンサーがちょっと鈍くなったくらいの老い方だったのですが、突然逝かれても困るので、思い切って買い替えました
17年前には、新型のドラム式洗濯乾燥機を13万円弱で買ったというのに、白物家電はなんとも高価になったもので、同メーカーのを買おうとすると20万円台半ば以降という状況 いろいろ考慮した結果、別メーカーのドラム式洗濯乾燥機を約20万円で購入しました。
新しい洗濯乾燥機には、洗剤の自動投入機能がついています。あまり重視していなかった機能だったのですが、使ってみると、極めて便利
そうそう、オートライト機能付きのクルマを買った時を思い出しました。別になくてもいいや と思っていたのに、使ってみると便利極まりない という意味で…。
この他には、別邸の庭木をプロに剪定してもらったこととか、ブログ書きをサボりまくったこととか、秋田の冷め切った閑散とした映画館で「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」を観たこととか(さいたま市で観たときとの観客の温度差よ)、年越しそばとしては初めて「にしんそば」を食べたこととか、JRAカレンダーが当たらなかったっぽいこととかが、挙げられるかな?
要は、ビビったできごとはあったものの、大勢としては「大過ない一年」だったということです。
【追記】「大過ない一年」と書いたけれど、つい先日のスマホ紛失事件のことを書き漏らしてた。翌日には回収できたから良かったのだけれど、まさしく「喉元過ぎれば熱さを忘れる」でございます (2024/01/02 06:42)
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