株の勉強
・そのインデックファンド大丈夫?
2024年から新ニーサがスタートします。
長期投資には、インデックスファンドが一番と言われていますが本当でしょうか?だませれたらいけません。長期投資に良い運用方法は、個別株のポートを構築し運用する方法がベストです。確かに個別株はインデックスと比較すると乱高下が激しいですが、複数の銘柄を組み合わせることで動きを和らげるせることができます。
下の図は日本を代表する優良企業(鉄、JFE、三井不動、地所、NTT、トヨタ、商事、物産、
日立、三菱重工、大和ハウス、ブリヂストン)と日経平均の過去20年間の株価推移です。
日経平均の騰落率は228%でした。図の中で日経平均を下回った銘柄は鉄の281.1%、
JFEの57.8%、三菱地所の141.2%、三菱重工の132.1%です。最も騰落率が高かった銘柄は物産の1047.4%です。12銘柄の平均騰落率は436.3%で、日経平均1.9倍です。
インデックスファンドは、インデックスに連動するように組成されています。その為、なんでこんな銘柄を買うの?という銘柄が組み込まれてしまいます。
2003年3月から2023年3月までの代表銘柄の株価推移(2003年2月末=100)
みんなが大好きなバンガードのインデックスファンドとフィディリティのアクティブ(テンバガーハンター)の運用成績
圧倒的にフィディリティの勝利! 手数料高くても運用成績次第
・個別株はハードルが高い。
自身で個別株を選ぶにはある程度の勉強が必要です。興味がある方は、アナリスト1次レベルに通いましょう。TACの本科生で20万円(6カ月)です。試験は受ける必要がないので、アナリスト協会の通信講座を受ける必要はありません。株や債券の基礎知識が学べます。
まじめに運用の基礎を学びたい方にピッタリです。
チャートセミナーや胡散臭い投資顧問の勉強会は時間の無駄です。彼らの目当ては自分たちの売上だけ。近寄らないようにしましょう。
投資を始めたばかりの方が個別銘柄を選ぶ際は、運用成績のよいアクティブファンド(レバファンドやコモディティを除く)の運用銘柄を参考しましょう。公募ファンドは運用報告書に保有銘柄が出ているので参考になります。
・株
個人的には日本株ブームが起きると思っています。中国や香港株は終わっているので、アジアの日本株が見直される可能性があります。特に優良大型銘柄がバーゲンセール中です。
今週急騰した日本製鉄(5401)の予想PERはたった4.1倍、PBRが0.71倍、配当利回りが5.9%です。商事の予想PERは5.9倍、PBRが0.87倍、配当利回りは3.8%。
こんな銘柄が日本にゴロゴロしています。
日本株は大判小判がザックザク
運用の基本は、安い時に株を買うことです。相場格言に「人の行く裏に道あり、花の山」があります。騒ぎ出してから投資しても儲かりません。それは大口トレーダーの仕事。彼らは、10円、20円の細かい利益の積み上げが仕事です。一緒になって売買しても負けるのが落ち。
お金とエネルギーの無駄です。短期売買はやめましょう。
私が2018年6月に仕事を失っても生活できているのは株のおかげです。
藤井理
データ:Bloomberg
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