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ソフトバンクG63回債は買いか?

2024-06-01 | 今日の東京市場

 

・日本株

東京エレクトロン、アドバンテストなど今までちやほやされてきた半導体の一角が急落。

割高銘柄の修正が入っています。

半導体関連銘柄は2極化の流れ、割高が売られ、割安銘柄は堅調です。半導体市場は今後も拡大するので、割安銘柄を拾いましょう。

日本株はバリューの底上げ期待が高いので、引き続きバリュー銘柄に投資すると良いとおもいます。

 

・ソフトバンクG7年債63回債は買いか?

ソフトバンクG63回債のクーポンが3.03%に決まりました。投資最小単位は100万円以上100万円単位

満期まで7年と、ちょっと長めですがクーポン3.03%と好条件です。7年間寝かせるお金がある方は投資しても良いかもしれません。社債は途中売却できるので、資金が必要な場合には売却も可能です。

金利が低下すれば価格は上昇するものの、個人向け債の場合には社債でキャピタルゲインは期待しないほうが良いでしょう。

個人的にはソフトバンク社債より、ソフトバンク携帯の株に投資した方が良いと思います。

ソフトバンク携帯の配当利回りは4.56%です。

 

藤井レシオが1.96倍のソフトバンク携帯

ソフトバンク携帯の6カ月間の平均株価は1904円、標準偏差は43.71円です。配当金は1回につき43円(年間86円)なので、配当金で1標準偏差をカバーできます。

藤井レシオは86円÷43.71円=1.96

配当利回りが4.56%で藤井レシオ1.96。社債買うより株に投資した方が良いとおもいます。

ソフトバンク携帯の株価は1887.5円なので約19万円から投資可能。

 

 

・インド株紹介

マルチ・スズキ・インディア

マルチ・スズキ・インディアは自動車メーカで、1981年に日本のスズキとインドの国営企業との合併会社として設立されました。インド市場シェアは1位の41.7%(2023年度)、販売台数は176万台で2位の現代自動車の61.4万台を大きく上回っています。

インドでは自動車販売台数が増加傾向にあり2023年度は過去最多の421.8万台でした。背景には、経済成長に伴い中間所得層の所得が増加していることが挙げられます。インドの一世帯当たりの乗用車保有率は8.5%と低く、自動車市場には拡大余地がありそうです。

2024年度決算は売上が前年同期比8.6%増の2.1兆億ルピー(約4.01兆円)、純利益は1,320億ルピー(約2,480億円)で、前年比では売上高が8.6%、純利益が64.1%増加しました。

株価*は12,788.65ルピー、予想PERが26.06倍、配当利回りは0.98%です。時価総額は約4兆ルピー(約7.6兆円)とスズキの時価総額約3.6兆円の2倍超の規模です。

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理


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