ひとりごと

お久しぶりです。皆様連休は楽しまれましたか？私は会社から課題が与えられており連休中はチャートの学習30％、マラソン２０％、フラメンコギター１０％　気象のお勉強２０％　です。以前からチャートのテキストを作成するように言われていたのですが、一度チャートでひどい目にあって以来チャートというものと真剣に対話したことがありませんでした。ひどい目と言うのは忘れもしない1993年秋のこと、私が円債のトレーダーのときのことです。当時わたしは米国債のトレーディングをしていたこともあり、マーケットプロファイルというチャートを使いトレードをしていました。ちょうど其の頃テクニカルアナリスト協会のH氏がギャンチャートの日本語本を出版しました。そのローンチパーティーが東京會舘で行われ、東京中のトレーダが集まりました。そこの会場でＧＡＮＮの話をテクニカルアナリスト協会の方がされました。ＪＧＢ先物はＧＡＮＮの１Ｘ１（ワンバイワン）に頭を抑えられていて下落するだろうという話でした。私もＧＡＮＮ定規を持っていたので
確認したら確かに頭が抑えられていました。円債は当時115円50銭から下落に転じ115円台の前半でした。次の日の円債は売り売り売りの嵐(東京中の円債トレーダの前で下落なんていう話普通はしないと思いますが大きな声を張り上げてしておりました、今思えばポジショントークだったのかもしれません。私がもしそのような場に立っていたらしないでしょう。）私も当時ポジションをロングにしていたのを売りに切り替えて相場に挑みました。相場は売り気配を交えながら114円55銭ぐらいまで下落しました、との時です、成り行きの買い物が1000億円入りました。いきなりマーケットは買い一色、一時は寄ったもののその後もう一度1000億円の成り行き買いが入り市場は買い気配のまま引けました。よくチャートをみると25日移動平均線できれいに相場が跳ね返されていました。(当時その買い物は農林中央とのうわさでした。）それ以来チャートと真剣に向かい合うことはあまりしませんでした。

いろいろなチャートの本を読み最近は自分なりにチャートを理解することが出来てきたような気がします。個人的に大学で統計学専攻だったのでＯＰＴＩＯＮやＳＷＡＰ、変量解析など得意としていますが、チャートも基本的には統計ということがわかったとたんに入りやすくなりました。

結論は過去の分析をしてアミノマリーを探すことです。市販されているものをベースに自分なりに解釈して新しいトレード方法を見つけることがチャーティストの仕事だということに気がつきました。ＴＶでよくチャート解説をしている場面に出くわしますが参考程度にしていたほうがいいでしょう。私も以前、某ＴＶにキャスターとして週3本ぐらい受け持ったことがありますが、話すねたがないとチャートに逃げたことがあります。

儲かっている人が自分の手口教えたりはしません、しょせんゼロサムの世界です。自分以外みんな敵です。

ということで今後はチャートの話もしてみたいと思います。理