パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

退職を決断しました(マネージャーが想像以上だった)

2024-02-16 10:25:17 | ちょっと寄り道=独り言=
 退職の理由は、「自分が不甲斐ない事」。
これ以上でもこれ以下でも無いというスタンスで進めました。

正直なところ、言いたい事はそれなりにあります。
でも辞める自分としては、言ったところでメリットは無い。
自分以外のせいにした場合、「改善します」と言われてしまったら、
こちらの身動きが取れなくなる。
だから、どこまでも自分のせいにし、
自分がモチベーションを保てなかった事にして話を進めました。
そもそも、私が期待に応えられなかったのは事実です。
出来る人は出来るのだろうと思いますし、
責任者と歯車が合う人は合うのだろうと思います。

 夕方、
マネージャーさんから「大丈夫?」・・・と、電話がありました。
メールの通りの話をし、退職ありきで進めましたが、
このアラフォーとみられるマネージャーが、想像以上に強かった。

とにかく、
「大丈夫!」「出来ている!」「出来る!」と強引に励まし、
そう評価する理由や現状を語る。
そして、
「月8日じゃ、覚えられなくて当然!」「まだ半年も経っていない」
「責任者は迷惑だなんて思っていない」
「分かりやすく導いていくのが責任者の仕事」・・・と。

二人っきりのお昼休憩がほぼ無言・・・という気まずさや、
「前に教えたよね?」・・・といった高圧的な言葉。
「〇〇さん(20年のベテランさん)はもっと早くに終わっている」
「それは今遣らなくても良い!(マニュアルには「常に心掛ける事」となっている)」
「何でも良いよ」と言われ、自分の感覚で出すと「これは駄目」と変えられる。
「イメージしてセットして」と言われても、経験が無くイメージが出来ない。
・・・これを全部は言うことはありませんでしたが、
(冷たい言葉に愛情は感じられず、極度の緊張と辛さで、)
「焦れば焦るほど、何が何だか分からなくなる」
「私が勝手に落ち込んでしまい・・・」
・・・といったニュアンスの事を、伝え続けました。

 相手(マネージャー)も必死です。
どこも人材不足で本当に困っている様ですし、
そもそもこの業界は、私と同じ様な理由で退職願いを出す人が多いらしく、
ある意味「説得馴れ」をしているのか、意外なほど心を揺さぶって来ます。

正直、相手が引き結果的に辞めさせて貰えるつもりでいましたし、
私もかなり「自信が無い」「限界です」を連呼しましたが、
「漠然としたイメージでは無く、前持った打ち合わせを責任者発信で進めて準備をする」
という改善提案を出された事もあり、そういった動きは取り組んで来なかったので、
「まずそれをやってみた上で、退職を見極めよう」という決断に至りました。

すんなり退職させて欲しく、なかなか承諾出来ませんでしたが、
それでも「漠然」とした世界では無く、
「明確」な準備が出来る様、導いてくれるのであれば、
ベテランさんの様には出来なくても、それなりに出来るでしょう。

あとは責任者との人間関係。
こちらに関しては、全く自信が無いですが、
送られて来たLINEからは、彼女の気持ちや考え価値観や反省が綴られていて、
「共に色々考えていきたい」と綴られていたので、少しは改善するかもしれません。

ただ、それまでのアレは意地悪としか思えなかったですし、
仕事を離れた会話からも、他人に対する評価が雑で冷たいのを感じますし、
今回のことも、根本的には「あいつ、コノヤロー」と思われているだろう。
思われているに決まっている。
とすら思っていて、要するに信用していない自分が居て、
この先、上手くやっていけるかどうか、やっぱり自信がありません。

だけど、世の中いろんな人がいますし、
何かを優先するために、何かに目を瞑る事は多少なりとも必要だろう・・・と。
未だに昭和根性に支配されている私です。


 そう言えば、マネージャーはこんな事も言っていました。
「私は、栄転であるならば『分かったよ。おめでとう』と送り出してあげられる。
 だけど、行き詰まって退職し、この先挫折感を持ったまま過していって欲しく無い。」
「仕事や職場が嫌いになって辞めるのであれば仕方が無い。
 だけどそうじゃないでしょ? 勿体ないし『分かったよ』と言えない。」
(↑ これはまぁ、何度も使ってきたフレーズなんでしょうね)

とにかくまぁ、色々と心を揺さぶられました。
私もかなり食い下がり、問題を先送りした状態をキープして終わらせましたが、
このマネージャーもなかなかの手腕でした。


※因みに、
50を越えて私も強くなったのか、時代が後押しをしているのか、
考えを切り替える事の大切さを意識する様になったこともあり、
退職するにしても、「行き詰まって退職&挫折感」と捉えようとは思っておらず、
「貴重な経験が出来たな~」「短い間だったけど楽しかったな~」と、
そういった捉え方で生きていくつもりでいたので、
マネージャーの心遣いには感謝しましたが、「どうぞご心配なく」・・・でした。

   人生一度きり
   好きでも無い何かに囚われて生きるのは無駄でしかない


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