パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

着工開始

2007-05-31 12:02:21 | 第4章】現場への旅
 当初、他社メーカーの納期を参考に、コンクリート住宅なら契約してから5ヶ月くらいで出来るだろうと計算し、上手く行けばお盆休みに引越か・・と思っていた。だが、実際は9月末引渡し、10月引越になりそうである。
 やれ急げ・早くやれ・・・と言ったら、もう少し早くなったかもしれないが、この様に時間に余裕があったのは、何度もゴチャゴチャと変更をした我が家にとって、「もうPC板造っちゃいました!」なんて事にならなくて良かったと思っている。

 3月末にカラーリング(詳細打合せ)を行ったが、その後、「窓の大きさを変えたい」「ジェニック板にして欲しい」「でも玄関にはタイルを貼りたい(当初ジェニック+タイルは出来ないと言われた)」など、希望事項が変わったり増えたりした。
営業さんからは「まだ間にあいますが、早めに言って下さいね」「もう大丈夫ですか?」「そろそろ造り始めますので・・(もう勘弁してね)」という具合に連絡を貰っていた。お陰で納得したPC板をお願い出来たと満足している。
我が家のPC板は、そろそろ養生最終段階か、出荷待ちといったところであろう。
 4月は、最終変更に向け、シュミレーションをしてはボツにしてみたり、外構屋探しと外構イメージ、宅地の管理組合への入会申し込み、ローンの相談など、頭の中が少々忙しかった。
 5月は、GW明けから整地が入り、中旬には地鎮祭と着工立会が行われた。
そして20日には現場見学会にお邪魔し、数日後からは着工して鋼管杭が打たれ(丸二日)、地盤改良+鉄筋組+養生が行われた(丸三日)。
 専門的な事は正直分からないが、その道に詳しいお隣さんによれば、「基礎工事しっかりしているね」「鉄筋も○○mm使っているから、これは丈夫だわ!」という話だった。まぁ、施主を前に「ヤバイんじゃない?」とも言えないかもしれないが、まんざら「持上げ」でもなさそうだ。
 
 基礎工事をしたら、たっぷり残土が出た。
我が家は、岩だらけの癖に地盤が弱く、改良ために掘り返すので残土が多いのかもしれない。
だが、監督さんの話によれば、この土は一部、迷路の様な枠の中に戻し、防水シートを載せ、コンクリを打つらしい。
説明は理解できるが、イメージが出来ない・・・。
これは日々見に行くしかなさそうだ♪








太田とうふ店(仙台)

2007-05-31 08:57:21 | 私のオススメ品
 以前、秋保に向かう道中、「太田とうふ店」に立ち寄った事がある。
ここは、旅行雑誌にも載っていて、よく、竹筒に入った「竹豆腐」が紹介されている。見るからに上品で美味しそうで、しかも懐かしくて心が暖かくなる様な豆腐だ。
 店はこぢんまりしていた。こちらも上品で懐かしい建物である。
店員さんも素朴で親切で、接客も丁寧だった。しかし、まるで近所の人からお豆腐を分けてもらっている様なほのぼのした感覚だった。
売り場もこぢんまりしていた。
手広くやらないところが、店のポリシーを感じさせる。
 旅行中の私達は、竹豆腐と豆腐ドーナツと生湯葉を買い、玄関の軒下の竹の腰掛に座り頂いた。
全部美味しかった。出来る事なら、他の豆腐やがんもどきや油揚げなど、全て購入して帰りたかったが、それらを持っての旅行は困難で、近所から買いに来ている人が羨ましかった。

 もうすぐ「父の日」がやって来る。
今年は、歯の無い義父にピッタリの「豆腐」を贈ることにした。
もちろん、「太田とうふ店」の豆腐の詰め合わせだ。
我が家の1番人気は、とろとろの「生湯葉」。
これは絶対ハズせない逸品である


コンクリ天国うちなー

2007-05-30 07:29:40 | ちょっと寄り道=お出掛け日記=
 主人はここ10年近く、「全日本トライアスロン宮古島大会」に行っている。アスリートである友人を「応援する為に」だ。
しかし最近、アスリート君は引退してしまった。
大会を楽しみにしていたのか、集まった応援仲間と飲むのを楽しみにしていたのか、宮古島が好きだったのか・・・全部があてはまると思うが、一つの時代が終わってしまった事を、とても淋しく思っている。
 そこで主人は「アスリート君の応援団OB会」なるものを企画し、大人9名子供3名が、「宮古島思い出ツアー」に参加した。
 
 もうすぐ着工の我が家は、主人の沖縄移住の夢と引き換えに建てる。
よくよく考えれば可哀想であり、結婚前、沖縄移住に同意していた私は、ある意味「結婚詐欺師」かもしれない。
罪滅ぼしか、その気にさせる為か・・。 今は少しでも沖縄(うちなー)チックな家にしようと智恵を絞っている。
そんな事もあって、今回、私もツアーに参加した。
 目的は、「シーサー」探しだ。
魔よけでもあるシーサーは、ぜひ門柱に乗せたい。
沖縄の象徴であるシーサーは、絶対にハズせない。
だが今回の旅行では、大きさや表情、ポーズや色が様々で選ぶのが難しく、門柱用の気に入ったシーサーは、残念ながら見つける事が出来なかった。
 でも、代わりに小さいけれど、黒土素焼きの凛々しいシーサーをGETした。それから、「石敢當(いしがんとう)=T字路につける沖縄の魔除け」もGETした。 ヨシ!ちょっとは沖縄っぽくなりそうだ♪ これにはとても満足している。

 それから、
以前はあまり気にしなかったが、沖縄はコンクリ天国である。
ほとんどがコンクリート住宅で、建築中の家を見ると、おそらく大半が型枠に流し込むタイプの工法と思われる。とにかく何処を見ても、9割はコンクリートの陸屋根住宅だった。
気付いた範囲の特徴は、軒が大きい事(広いベランダでも、上にはそれと同じ大きさのコンクリートの軒が付いている)と、穴の空いたブロック?の様なコンクリートが、窓口やベランダに使われている事だろうか。
とにかく沖縄は、コンクリート住宅ファンにはたまらない

 こうして見ると、あの暑い沖縄で、コンクリ&陸屋根の住宅が主流であるのなら、心配している「暑さ」などは、何の問題もないかもしれない。
そして、コンクリ住宅に決めた事は、沖縄好きの主人にとっても、最高に良い選択だったとさえ思う。
パルコンで我が家を建てる事が、ますます楽しみになった。





パルコン祭

2007-05-29 17:02:06 | 第3章】着工への旅
 4月上旬だろうか、大成ハウジングのHPを見ていたら、偶然「パルコン祭=現場見学会」の募集が載っていた。
(年に1度のパルコン祭。工場も年に1度の日曜出勤らしい。御苦労様です。)
前々から「機会があったら是非見たい!」と思っていたが、着工前の丁度良いタイミングで見られるとあって、ワクワクしながら申し込んだ。でもコレはおそらく契約前の客寄せだろう・・。契約の済んだ私達は、若干お呼びで無かったかもしれない。しかし、大成さんは気持ち良く連れて行ってくれた。
 
 目指すは、三重県の工場。今回は義父も一緒だ。
義父は、家具職人の息子であり、なんちゃって大工で自分の家を何度か建てている。物造りが好きな性格で、我が家のコンクリート住宅にも興味津々である。着工したら暇を見て、三河から尾張まで時々見に行く・・と言うから、こちらが驚いてしまう。それだけ楽しみにしているのだろう。
 そんな義父とは、バスの中でずっと喋っていた。大事な事から他愛も無いことまで延々と・・。
薄々知っていたが、「よく喋る人だなぁ~」と感心した。おそらく義父も「話の止まらない嫁だなぁ~」と思ったであろう。私達二人は、楽しく盛り上がっていた。主人は呆れて狸寝入りを決め込んでいた。 義両親とは、年に5・6回しか会わないのと、普段は親戚が集まってゆっくり話をする機会もないので、色々話せたのは「パルコン祭」のお陰と感謝している。

 到着した工場には、「パルコン祭」という垂れ幕がかかり、入口は紅白の布で覆われていた。そして観光バスが何台か止まっていた。
 到着すると直ぐ、スタッフのお出迎えがあり、名札の色ごとに担当の人が現場を案内してくれた。「何でも聞いて下さいね。怪我をされない様に気をつけて下さいね。」と親切である。工場の人も、感じの悪い人はいなかったし、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾け)も私の中ではOKであった。
 一通り工程を見終わり外に出ると、鉄筋が組まれ「後はコンクリートを流し込むだけ」の状態の物が展示してあったり、組立の実演があった。「分からない事があったら、ご質問下さいね。」と親切に言われたが、分からない事すら分からない。ただ凄いなぁ~と写真を撮りながら感動するだけである。出来れば3ヶ月くらいラインに入って働いてみたいと思った。
 
 工場見学の後は、「噂の食事」に連れて行ってもらった。割烹料理屋さんで、本当に「噂通り」の上品で手の込んだ美味しい料理を頂いた。大成さんに感謝し、記念に料理もカメラに収めた。 
 食事の後は、建築現場を2軒(掘りコタツと畳下収納がありました!)と地盤調査の様子を見せてもらった。

 今回パルコン祭に連れて行って貰えたお陰で、念願の製造現場を見ることが出来、安心と納得もする事が出来た。
我が家のジェニックも、あの工場の何処かで養生されているんだろな・・・。元気で無事にやって来てくれる様、祈っている。


現地 初の打合せ

2007-05-24 07:18:16 | 第3章】着工への旅
 地鎮祭も無事に終わった。
テントの下、営業さんと監督さんが机を並べ替え、打合せが始まった。

 カラーリングでほとんど決まっているが、電気や水道は、取り付ける業者さんの方が詳しい。分電盤(?)やアンテナの位置、3Fに水を引くと工事代が上がる・・など、色々な案を教えてくれた。さすが業者さんである。監督も「ホント。そうだよね!よく気が付いてくれたねー!」と感心していた。

 ちょうど打合せが煮詰まった頃、お隣さんが建築中の「飛騨の木造家」の進み具合を見に来た。挨拶を交わしていると、大成の営業さんと監督さんも寄って来て、「来週から工事に入りますので宜しくお願いします。」とお隣さんに挨拶をしてくれた。
「打合せですか?ウチはそんな事やらなかったわ・・。さすが大成さんだね。」とお隣さん。昔ながらの業者さんは、そういった事は暗黙の了解の様だ。木造は融通が利くから、もっと先に行われるのかもしれない。

 家を建てるという事は、大成さんだけでなく、色々な人の手や智恵を借りるものなんだな・・としみじみ感じる。 
どうか皆さん、良い家が出来る様、お力を貸して下さい! 今後とも宜しくお願い致します。




 

地鎮祭 (次回は・・・

2007-05-24 06:36:13 | 番外編】こだわり&反省点
 数日前に整地を済ませ、即、地鎮祭を行いました。 
 
 前日は、雨天でしたので、歩くと靴裏に泥がゴッソリ付着し、段々重くなる状態です。
→地表は乾いて見えますが、ふっくらと整地された敷地には、長靴が必要かもしれません。
 
 大成さんには、お酒を用意して頂きました。(箱には松竹梅と書かれています)
→「これは、とっておいて、上棟の(ちょっとした)儀式で、まく(?)のに使っても良いですね」と神主さんに言われました。 では、とっておきましょう。
 
 お供え物を、ごっそり頂きました。
大根・キャベツ・トマト・茄子・椎茸・人参・蓮根・うど・スルメ・つばす(魚)・米1合・りんご。  みかん箱一杯になる量でした。(神主さんが車に積んでいらしたのですが、何処の経費からでしょう?)
→大変有難かったのですが、前日買物をしていて冷蔵庫はほぼ満タン。地鎮祭の前日は買物を控えた方が良さそうです。
 
 魚は、生でした。小さな氷と一緒にスーパーの袋に入れて、持たせて頂きました。
→地鎮祭後の、打合せ1時間半(電気・水道・家の再確認など)と、アパートまでの道中の事を考えると、ちょっとしたクーラーバックがあると良かったかもしれません。

 沢山のお供え物は、来てくれた義両親と分け、それでも余ったので、妹にもおすそ分けをしました。
大成さん、神主さん、業者の皆さん、有難うございました。

追記
他社で建てられたブロガーさんの書き込みによると、お供え物は貰えなかったそうです。「そういうものですか?」と書かれていました。
どうなんでしょうね? ハウスメーカーによるのか、神主さんによるのか・・・。
過度の期待は、危険かもしれません


お祓い?お笑い?

2007-05-23 18:27:40 | 第3章】着工への旅
 八百万の神:日本。私には信仰心というものが少ないかもしれない。
ぜいぜい洗物をしながら「水の神様有難う」「洗剤の神様有難う」といったレベルだ。 当然、神事用語も知らない。
地鎮祭にも特に興味は無かったが、当然の様に話が進んだので、当然の様に行った。
 神主さんは、10分前にやって来た。「お待たせしました」と言いながら、お供え物を乗せる棚のパーツーをホイホイ車から投げ、急いで準備を始めた。祭壇の組立と飾りつけ、四隅の笹飾り、引かれた綱の白いヒラヒラの取り付け・・・。これらは、営業さんや監督さん、電気屋さんに水道屋さん、みんなで協力して行われた。
私達は、邪魔になりそうだったので、お任せして様子を眺めていた。
 
 準備が終わると紙が用意され、住所と家族の名前を書く様に言われた。この紙は、神主さんがお祓いで使う為のものだった様だ。
主人が住所と名前を書く。次に私が書いた。そして遠方から来た義両親にも続けて名前を書いてもらった。
 
 神妙に儀式が始まった。
初体験であり、あっという間で何が何だか覚えが無い。
しかし、面白かった・・・。

 まず、静かなお祈り中、後ろの方でバサッと書類が落ちた。神主さんは「ん?」いう感じで少し止まり、落とし主は「しまった・・・」という感じで、書類を拾っている気配がする。 ちょっとしたハプニングもご愛嬌で割と好きである。

 お祈りは続く・・・
神様には、土地の場所や所有者を教えてあげないといけないらしい。先ほど書いた紙を見て、神主さんが住所を唱えだした。
「○○市よい子ヶ森・・・」  え・・・?
ウチは、「○○市よい子の森・・・」なんだけど・・・。
神主さんは、七福神みたいな神様を呼んでいる様だが、住所はちゃんと分かって貰えるのだろうか? 郵便番号の申告は必要なかった?
(結局、最後まで「よい子ヶ森・・・」と唱えられた)
 
 お祈りは続く・・・
次は、神様に家の事を教えてあげる様だ。
「○○太郎と○○権兵衛の二世帯住宅・・・」  え・・・?
ウチは、いつから二世帯住宅になったのだろう? 思わず笑い声を上げてしまった。


 さぁ、お祈りも無事に終わった。
次は土地の四方をお清めする様だ。
「主人は塩、私は水、義父は米、義母は酒」を持って、四隅に向かう。
「ここは北東で鬼門だけど、こうして清めれば全然問題ないから」と神主さん。  え・・・?
ウチは、南西に面していて、この角はまさに「東」なんだけど・・・。

 何を思ったのか、続けて言う。
「もう直ぐ結婚するの?」  は・・・?
さすがに、誰の事を言っているのかわからなくて、みんなで顔を見合わせた。
どうやら私と主人の事の様だ。
「いえ・・結婚してます・・」 「あ、そうなの。良いお嫁さんで良かったね。いやホントよ。そう思わなかったら言わないもん。」 
驚いて、否定も出来ない義両親は、「そうですね」と言うしかなかった。
 40近い男女を前に、年齢という偏見を持たない質問は、神に仕える者として立派だと思う。だけどお祈りでの名前は、みんな同姓だったし・・・=既婚と解釈出来る様な・・・。
 続けて、「子供はいるの? あ~いないの? 良いの良いのいなくても。ずっと居なくたって大丈夫!」  ・・・強引過ぎる慰め、ありがとう・・・。

 土地に車が掛かっていれば「車もお祓いされて良いね。誰の車?あ~大成さん。」とか、「こんな良い土地の地鎮祭は久しぶり! ここは本当に肥沃な良い土地だよ。」とか(残念ながら下は岩で、野菜が育てられない危機にある) 
我が家の神主さんは、テキトーで楽天的で面白い、とんちん神主さんだった。

 片付が終わると、神主さんはお供え物を残し、「良い家造りしてね。お幸せに!」と言いながら風の様に去っていった。

 神様は、住所を間違わずに来てくれただろうか?
少なくとも、「笑いの神様」だけは来てくれた気がする。

 神主さん、楽しい地鎮祭を有難う!
  













地鎮祭までの1時間

2007-05-22 12:14:46 | 第3章】着工への旅
 大安吉日、地鎮祭を行った。
 「前日が雨天だった場合、地鎮祭の1時間前にビニール紐を張って位置確認の準備をしておきます・・」と連絡を受けていた私達は、8時半に現地へ行った。
やった!一番乗り・・と思いきや、営業さんは既にいて、「早いですね~」と言って来た。親父こそ何時に来たのだろう?
時間とお金にルーズは大嫌いな私だが、この人はそういう面では信用出来る。
 土地には、既にテントが張られていて、テーブルと椅子が用意されていた。前日の雨も考慮して頂いた様で、地面には飛び飛びにゴムマットも並べられていた。

 時間が近づくと、何処からとも無く、オジサンが一人二人と増えてきて、それぞれバラバラな場所から眺めている。この人達が誰なのか、サッパリ分からなかったが、乗り入れを造る業者さん・電気屋さん・水道屋さんだった様だ。人が増えるごとに、何だかワクワクして来た。
 監督さんが来ると、長い物差しの様な物を持ってジッと立ったり、測量をしたり、紐を張ったり・・と、益々ワクワクする光景が繰り広げられた。
職人さんは、ホント格好良い☆ 無駄の無い動きが、とても魅力的であった。




整地

2007-05-22 08:21:12 | 第3章】着工への旅
 外構屋さんには、地鎮祭に間にあう様、草刈・側面と裏のブロック積み・駐車スペースの掘下げをしてもらった。
 除草は、「10㎝くらい掘って根っこから処理する」というケースもあるらしいが、そこまで必要ないかも・・とのアドバイスで刈込みでお願いした。田畑で見かける様な根元が残るものだと思っていたら、土を巻上げながら刈込んでくれたらしく、地肌がしっかりみえるのには驚いた。勿論、刃はつるつるになったらしい。
 草刈作業中、草むらがごそごそし、吃驚して目をやったら、次の瞬間バタバタとキジが飛び発ったそうだ。そして、側には巣があったらしい。
卵はどうしたのか聞いたら、「さぁ・・どうしたんでしょうね?」との事だったので、おそらく裏山にでも・・と思い、それ以上聞くのは止めた。出来れば育ててみたかったが、キジには気の毒な事をした。
 草刈後は、ブロックを積んでもらった。
外構は後回しでも良かったが、経費削減のため、我が家は地盤改良や基礎工事で出た残土を、敷地内で処理しようと考えていた。
その為、土が他所の敷地に流れてしまわない様、基礎工事に入る前にブロックで囲っておく必要があった。
ブロックもとても綺麗に積んでもらった。また、その基礎も丁寧に、頑丈に造ってもらった。
 最後に、整地をしてもらった。
駐車場スペースを掘下げ、その土を敷地に上げてもらったのだが、この地盤は結構厄介である。土の固まりが石の様に硬くなり、小さなユンボ(?)では歯が立たないらしい。掘り返してもらった土は、ガラガラのゴロゴロで、中には漬物石くらいの物まであった。それでも、一生懸命に砕いてくれた形跡があり、こちらも良い出来だった。

 

タッグ マッチ

2007-05-22 08:17:44 | 第3章】着工への旅
 外構工事に入る前、大成の営業さんから電話があった。
「スムーズに工事に入るため、外構屋さんと打合せをしたい」との事。許可を得て、外構屋さんの連絡先を伝えた。
折り返し営業さんから「明日の10時から、現地で打合せる事になりました」と連絡を受け、翌日、暇だった私も現地へ出向いた。

 現地には、集合時間より15分早く到着したにも関わらず、大成(営業さん&監督さん)も外構屋さんも揃っていて、既に打合せが始まっていた。 さすが!
後は、細かい確認や希望を伝えただけで済んだが、業者間のやり取りは、とても真剣で、お互い「ウチは良い仕事しまっせ!」という空気が流れていた。
 
 営業が監督を捕まえ、「最後の整地は、ちゃんと綺麗に仕上げが出来るのか?」と言いだした。
心外だ・・と言わんばかりの監督は、「・・?・・。いつもちゃんと整地してお引渡ししていますが。一体どういう意味ですか?」と反論。
私は、重箱の隅をつつく様な営業(これは顧客に対する営業のポーズだと思っているが)に、「親父~もう良いから・・。気持ちは有難いけど、この監督はちゃんとした人だってば~!」と思いながら、「宜しくお願いいします!」と頭を下げていた。
 外構屋さんは、黙ってその様子を見ていたが、「営業さんのお客様に対する気持ちは、聞いていて良く分かりました。お互い良い家が出来る様に頑張りましょう」と言い、その場が収まった。
 
 滅多に見られない面白いやり取りだったが、両社お互いがどちらとも無く「今日、こういう場を設けて頂き有難うございました。お陰でスムーズに工事に入れます。今後とも宜しくお願いします。」と挨拶を交わしていた。
私は業者間の信頼関係を、気持ち良く見届ける事が出来た。