パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

喋らない夫

2013-07-29 08:12:21 | ちょっと寄り道=独り言=
 私が留守をしている間や、静養している間、
文句の一つも言わず、色々やってくれている旦那サンですが、
この旦那…、家の外に出ると、全く口を利かないのが困りモノです。

入院していた時は、せっかく病室に来てくれても…無言

同室のご夫婦は、みんな仲良く楽しく会話をしているのに、
ウチは毎回、妻の尋問に夫が答える…という構図でした。

「今日は忙しかった?」「うん」
「仕事はどう?」「大変」
「家の方はどう?」「回覧板が来た」
「ご飯はどうしてる?」「日曜日に作った○○食べてる」
「何か楽しい話は?」「無い」
「外は暑い?」「暑い」
こんな感じで、一つ一つ聞かないと、一言も話さない夫
しかも、会話をバッサリ切る。(←彼の特技でもある)

「お年頃の男児じゃないんだから、もっと話を繋げようよ…」
と言っても、こういった癖や性格は、なかなか治らない様です。


 外で話さない…のは、性格の他にも理由があります。
ずばり、「アルコールが入って無いからっ」
この人…アルコールが入らないと、大人しい…と言うか、元気が無いんです
そして、一刻も早く家(もしくはお店)で飲みたい人なんです

その為、飲酒できない病院から、逃げ出したくて仕方がなく、
見舞いに来てくれても、“帰りたいオーラ全開”でした


 まぁ、病院に長居なんて、誰だってしたくないでしょうし、
見舞に関して言えば、過去の「トラウマ」も影響しているのかもしれません。


 もう20年も前の話…ですが、
実家のお婆ちゃんが体調を崩して入院した時、
旦那サンは、学校の関係で地方に下宿をしていて、
ある日、連絡を受けて、遥々お見舞いに行ったそうです。

そして、無事にお婆ちゃんを見舞い、
「じゃぁね。バイバイ。」…と普通に挨拶をして帰って来たそうなのですが、
お婆ちゃんは、『孫がバイバイ…と、永遠の別れをして行った』…と解釈し、
「太郎がバイバイ…って言ってった」
「太郎がバイバイ…って…」
…と、何度も何度も言い続けたらしく、
その話を両親から聞いた旦那サンは、
“お見舞い恐怖症”になってしまった様です。

大人になった今でも、病人に声を掛ける事が出来ず、
「お見舞い苦手…」「何を言ったら良いか分からない…」
という状態で、お見舞いに行っても、
いつも、だま~~~って立っています

 そうそう。
孫の「バイバイ」に動揺していたお婆ちゃんの所へは、
両親の希望もあり、後日改めてお見舞いに行ったそうですが、
その時、お婆ちゃんは眠っていたそうで…。

「お婆ちゃん、眠っている間にまた太郎が来てくれたよ
…って事で、一件落着したそうですが、
旦那サンにとっては、何とも言えない事件として記憶された様です。


 そんな事もあり、
入院中は、一生懸命やってくれた旦那サンですが、
見舞いは毎回事務的で、かなり微妙な雰囲気でしたし、
何より、「私<アルコール」 という、悲しい現実もよ~~~く分かり、
割と…若干…結構…ショックでした

でもまぁ、
完璧な人間(夫)というのは、なかなか居ないと思いますし、
仕事を抱えて忙しい中、彼なりに良く頑張ってくれた事に間違いは無いので、
(今回の自覚と発見は別として) 感謝するのみの私です




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

助けてくれる人

2013-07-25 12:36:14 | ちょっと寄り道=独り言=
 3年前、
岐阜の病院に5日間入院した時は、2人部屋でした。

最初の同室人とその家族は…、本当に最悪でした
・携帯電話使い放題。
・見舞の家族が、留守をしている私のベットに手荷物を置く。
・見舞の男共が、カーテン上のメッシュから私を覗く。
・病室でワイワイ歓談をする。
これが1日半続きましたが、手術当日に同室人が退院してくれたので、
術後の大変な時は、部屋には私一人でした。

手術から1日半後、
今度は、10歳くらい年上のお姉さんが新しく入院され、同室になりました。
この方は、とても感じの良い常識的な人でしたので、
サクッと身の上話をしたり、励ましあったりしました。
そして、この方が手術を受けた日に、私は退院となりました。


 今回の入院は、6人部屋でした。
当然ながら全員女性。
年齢層は、30代前半かな?
私から見たら“ムスメさん”ばかり。
お姉様…は、私だけで、雰囲気的にかなり浮いていました

 今まで考えた事が無かったのですが、
ムスメさん…って、一番良い世代ですよね…。
とにかく、見舞が多い…

昼間は、両親に義両親。そして親戚のおじさんおばさん。
夜には、夫と子供(2歳位の子ばかりだった)。
…コレが毎日毎日やって来る
休日には、職場の人や友達なんかも来たり。

親が健康で、世話を焼いてくれて、頼る事が出来る…って、
本当に羨ましいな…と思いました


 私は、旦那サン一人が頼りでした。
母は、十数年前に他界。
父は、ガサツで気の利かない昔の人。
義両親は遠方に住んでいる上に、不安定な病気持ち。
妹は、パートと子育てで、ネコの手も借りたい位の忙しさ。
…もう本当に、旦那サン一人しか、頼れる人はいません。

でも、
この旦那サンは、週に2回、病院に来てくれて、
洗濯物を持ち帰ってくれたり、差し入れをしてくれたり、
家の事も、いろいろ良くやってくれました
(会社に持って行くお弁当も、自分で作っていたらしい)

同室のムスメさん方が、チヤホヤ状態だった分、
自分達だけが、厳しい状態に置かれている気がしましたが、
若くても、見知らぬ土地で一人、頑張っている人もいますし、
夫婦で助け合うのは、普通の事ですよね?
周りから見たら、淋しい人…だったかもしれませんが、
自立とは、きっとそういうもの

 実際、
今回は、ムスメ部屋でしたが、
他の部屋だったら、話はまた違ったと思います。

昔、母も入院していた「おばさん部屋」では、
見舞客(おばさん友達)こそ沢山いましたが、
何人かは、コインランドリーを使い、自分で洗濯をされていました。

この世代ですと、ご主人がご健在だとしても、頼りにならないでしょうし、
所帯を持って出て行った子供たちは、子育てや仕事で忙しくしているでしょうし、、
親の世話に手が回らないのだろう事は、何となく想像出来てしまいます。
それに、「子供に迷惑を掛けたくない」…という親心も理解出来ます。

   おばさんって偉いですね…。
   これぞ、本当の“自立”。

おばさんを見習えば、   
私も、もう少し旦那サンに負担を掛けず、やっていけたかもしれません。

でもまぁ、たまにはドップリ助けて貰うのも、良いですよね?
…と言いつつ、療養中の今も、色々助けて貰っています。

親兄弟が元気でいてくれて、
たった一人でも助けてくれる人がいる…というのは、
考えてみれば、本当に有難い事ですね。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンク下の救世主

2013-07-23 08:52:18 | 第5章】住み心地
 毎年、
梅雨入りの頃~ムシムシする夏の間、
シンク下の悪臭に悩まされて来ました。

   もう、何年も、何年も、何年も…。

普通の掃除もしているし、排水口の掃除もした。
除湿剤も置いているし、風通しにも気を付けている。
なのに、毎年決まって、ドブみたいな悪臭に悩まされていました


 そんな中、
今年、自分の中で静かな「微生物ブーム」が起こっていた事もあり、
セシールの「バイオシンク下カビきれい」を試してみると…
あ~~~ら、ビックリ 
下水処理場の様な匂いは、全くと言って良いほど臭わなくなりました。
凄いよ。これ
(我が家では、念のために2個使いをしています)


以前、ヨーカ堂で購入して、
「○ジット バイオシンク下のカビきれい」という物も試した事がありますが、
我が家に限って言えば、こちらの効果は全く感じられず、
それ以来、「バイオ=気休め」だと諦めていましたが、
今回は大当たりでした


 シンク下の悪臭は、6年越しの悩みでしたが、
やっと問題解決の目途が立った様な気がしています




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然の入院

2013-07-19 07:02:45 | ちょっと寄り道=独り言=
 ある朝(4時半頃)、
「私…調子悪い…かも…???」。

それから三時間後の7時半。
「やっぱり調子悪い!!!」。

…という事で、病院に向かう準備をして、隣りの市の総合病院へ。
初診という事もあり、順番待ちをして10時半に診察を受けたら、
「菫さん…。このまま入院しましょうか?(←限りなく命令形)」
と医師から言われ、もう吃驚

「え…。 入院? 準備とかしてないんですけど…
「準備はご家族にして貰って。後から入院説明がありますから。」…って。

    ・・・・・え~~~?

車椅子に乗せられ、
何が起こっているのか分からないまま、入院病棟へ。
そして病室へ。

現状についていけない私でしたが、
旦那サンは、もっと驚いたと思います。

仕事の段取りを付けて、15時頃に早退し、
私が病院まで乗ってきた車を引き取る為に、入院用品を抱えて電車に乗り、
17時頃に病室へ来てくれました


 入院したのは、梅雨の時期…。
 七月になり…。
 七夕を迎え…
 梅雨明けし…。
 熱中症のニュースが盛んになり…。
 選挙だ選挙だと言いだし…。
 かれこれ23日間も入院していました

寺尾明似の担当医は、
「入院?一か月くらい居た方が良いんじゃないかな…。」と言うけれど、
寝ているだけで楽だとしても、私は病院に長居なんてしたくない。

でも、そろそろ回復してきたかな…という頃、
先生が予感した通り(?)また体調が悪化した事もあり、
それからは明るい見通しを立てて貰えず…。
23日での退院も、懇願して、やっとOKを貰った感じで帰って来ました


 そんな訳で、
しばらく外出禁止で、ゆるゆると自宅静養をする事になりました。

病院と違い、家は少々やる事がありますが、
裏山の木々のざわめきや、庭の虫たちの鳴き声、
旦那サンのどうでも良い話、
そんなありふれた物に、とても癒されています。

やっぱり、家(家庭)は最高です



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする