パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

パルコン祭

2007-05-29 17:02:06 | 第3章】着工への旅
 4月上旬だろうか、大成ハウジングのHPを見ていたら、偶然「パルコン祭=現場見学会」の募集が載っていた。
(年に1度のパルコン祭。工場も年に1度の日曜出勤らしい。御苦労様です。)
前々から「機会があったら是非見たい!」と思っていたが、着工前の丁度良いタイミングで見られるとあって、ワクワクしながら申し込んだ。でもコレはおそらく契約前の客寄せだろう・・。契約の済んだ私達は、若干お呼びで無かったかもしれない。しかし、大成さんは気持ち良く連れて行ってくれた。
 
 目指すは、三重県の工場。今回は義父も一緒だ。
義父は、家具職人の息子であり、なんちゃって大工で自分の家を何度か建てている。物造りが好きな性格で、我が家のコンクリート住宅にも興味津々である。着工したら暇を見て、三河から尾張まで時々見に行く・・と言うから、こちらが驚いてしまう。それだけ楽しみにしているのだろう。
 そんな義父とは、バスの中でずっと喋っていた。大事な事から他愛も無いことまで延々と・・。
薄々知っていたが、「よく喋る人だなぁ~」と感心した。おそらく義父も「話の止まらない嫁だなぁ~」と思ったであろう。私達二人は、楽しく盛り上がっていた。主人は呆れて狸寝入りを決め込んでいた。 義両親とは、年に5・6回しか会わないのと、普段は親戚が集まってゆっくり話をする機会もないので、色々話せたのは「パルコン祭」のお陰と感謝している。

 到着した工場には、「パルコン祭」という垂れ幕がかかり、入口は紅白の布で覆われていた。そして観光バスが何台か止まっていた。
 到着すると直ぐ、スタッフのお出迎えがあり、名札の色ごとに担当の人が現場を案内してくれた。「何でも聞いて下さいね。怪我をされない様に気をつけて下さいね。」と親切である。工場の人も、感じの悪い人はいなかったし、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾け)も私の中ではOKであった。
 一通り工程を見終わり外に出ると、鉄筋が組まれ「後はコンクリートを流し込むだけ」の状態の物が展示してあったり、組立の実演があった。「分からない事があったら、ご質問下さいね。」と親切に言われたが、分からない事すら分からない。ただ凄いなぁ~と写真を撮りながら感動するだけである。出来れば3ヶ月くらいラインに入って働いてみたいと思った。
 
 工場見学の後は、「噂の食事」に連れて行ってもらった。割烹料理屋さんで、本当に「噂通り」の上品で手の込んだ美味しい料理を頂いた。大成さんに感謝し、記念に料理もカメラに収めた。 
 食事の後は、建築現場を2軒(掘りコタツと畳下収納がありました!)と地盤調査の様子を見せてもらった。

 今回パルコン祭に連れて行って貰えたお陰で、念願の製造現場を見ることが出来、安心と納得もする事が出来た。
我が家のジェニックも、あの工場の何処かで養生されているんだろな・・・。元気で無事にやって来てくれる様、祈っている。


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現地 初の打合せ

2007-05-24 07:18:16 | 第3章】着工への旅
 地鎮祭も無事に終わった。
テントの下、営業さんと監督さんが机を並べ替え、打合せが始まった。

 カラーリングでほとんど決まっているが、電気や水道は、取り付ける業者さんの方が詳しい。分電盤(?)やアンテナの位置、3Fに水を引くと工事代が上がる・・など、色々な案を教えてくれた。さすが業者さんである。監督も「ホント。そうだよね!よく気が付いてくれたねー!」と感心していた。

 ちょうど打合せが煮詰まった頃、お隣さんが建築中の「飛騨の木造家」の進み具合を見に来た。挨拶を交わしていると、大成の営業さんと監督さんも寄って来て、「来週から工事に入りますので宜しくお願いします。」とお隣さんに挨拶をしてくれた。
「打合せですか?ウチはそんな事やらなかったわ・・。さすが大成さんだね。」とお隣さん。昔ながらの業者さんは、そういった事は暗黙の了解の様だ。木造は融通が利くから、もっと先に行われるのかもしれない。

 家を建てるという事は、大成さんだけでなく、色々な人の手や智恵を借りるものなんだな・・としみじみ感じる。 
どうか皆さん、良い家が出来る様、お力を貸して下さい! 今後とも宜しくお願い致します。




 

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お祓い?お笑い?

2007-05-23 18:27:40 | 第3章】着工への旅
 八百万の神:日本。私には信仰心というものが少ないかもしれない。
ぜいぜい洗物をしながら「水の神様有難う」「洗剤の神様有難う」といったレベルだ。 当然、神事用語も知らない。
地鎮祭にも特に興味は無かったが、当然の様に話が進んだので、当然の様に行った。
 神主さんは、10分前にやって来た。「お待たせしました」と言いながら、お供え物を乗せる棚のパーツーをホイホイ車から投げ、急いで準備を始めた。祭壇の組立と飾りつけ、四隅の笹飾り、引かれた綱の白いヒラヒラの取り付け・・・。これらは、営業さんや監督さん、電気屋さんに水道屋さん、みんなで協力して行われた。
私達は、邪魔になりそうだったので、お任せして様子を眺めていた。
 
 準備が終わると紙が用意され、住所と家族の名前を書く様に言われた。この紙は、神主さんがお祓いで使う為のものだった様だ。
主人が住所と名前を書く。次に私が書いた。そして遠方から来た義両親にも続けて名前を書いてもらった。
 
 神妙に儀式が始まった。
初体験であり、あっという間で何が何だか覚えが無い。
しかし、面白かった・・・。

 まず、静かなお祈り中、後ろの方でバサッと書類が落ちた。神主さんは「ん?」いう感じで少し止まり、落とし主は「しまった・・・」という感じで、書類を拾っている気配がする。 ちょっとしたハプニングもご愛嬌で割と好きである。

 お祈りは続く・・・
神様には、土地の場所や所有者を教えてあげないといけないらしい。先ほど書いた紙を見て、神主さんが住所を唱えだした。
「○○市よい子ヶ森・・・」  え・・・?
ウチは、「○○市よい子の森・・・」なんだけど・・・。
神主さんは、七福神みたいな神様を呼んでいる様だが、住所はちゃんと分かって貰えるのだろうか? 郵便番号の申告は必要なかった?
(結局、最後まで「よい子ヶ森・・・」と唱えられた)
 
 お祈りは続く・・・
次は、神様に家の事を教えてあげる様だ。
「○○太郎と○○権兵衛の二世帯住宅・・・」  え・・・?
ウチは、いつから二世帯住宅になったのだろう? 思わず笑い声を上げてしまった。


 さぁ、お祈りも無事に終わった。
次は土地の四方をお清めする様だ。
「主人は塩、私は水、義父は米、義母は酒」を持って、四隅に向かう。
「ここは北東で鬼門だけど、こうして清めれば全然問題ないから」と神主さん。  え・・・?
ウチは、南西に面していて、この角はまさに「東」なんだけど・・・。

 何を思ったのか、続けて言う。
「もう直ぐ結婚するの?」  は・・・?
さすがに、誰の事を言っているのかわからなくて、みんなで顔を見合わせた。
どうやら私と主人の事の様だ。
「いえ・・結婚してます・・」 「あ、そうなの。良いお嫁さんで良かったね。いやホントよ。そう思わなかったら言わないもん。」 
驚いて、否定も出来ない義両親は、「そうですね」と言うしかなかった。
 40近い男女を前に、年齢という偏見を持たない質問は、神に仕える者として立派だと思う。だけどお祈りでの名前は、みんな同姓だったし・・・=既婚と解釈出来る様な・・・。
 続けて、「子供はいるの? あ~いないの? 良いの良いのいなくても。ずっと居なくたって大丈夫!」  ・・・強引過ぎる慰め、ありがとう・・・。

 土地に車が掛かっていれば「車もお祓いされて良いね。誰の車?あ~大成さん。」とか、「こんな良い土地の地鎮祭は久しぶり! ここは本当に肥沃な良い土地だよ。」とか(残念ながら下は岩で、野菜が育てられない危機にある) 
我が家の神主さんは、テキトーで楽天的で面白い、とんちん神主さんだった。

 片付が終わると、神主さんはお供え物を残し、「良い家造りしてね。お幸せに!」と言いながら風の様に去っていった。

 神様は、住所を間違わずに来てくれただろうか?
少なくとも、「笑いの神様」だけは来てくれた気がする。

 神主さん、楽しい地鎮祭を有難う!
  













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地鎮祭までの1時間

2007-05-22 12:14:46 | 第3章】着工への旅
 大安吉日、地鎮祭を行った。
 「前日が雨天だった場合、地鎮祭の1時間前にビニール紐を張って位置確認の準備をしておきます・・」と連絡を受けていた私達は、8時半に現地へ行った。
やった!一番乗り・・と思いきや、営業さんは既にいて、「早いですね~」と言って来た。親父こそ何時に来たのだろう?
時間とお金にルーズは大嫌いな私だが、この人はそういう面では信用出来る。
 土地には、既にテントが張られていて、テーブルと椅子が用意されていた。前日の雨も考慮して頂いた様で、地面には飛び飛びにゴムマットも並べられていた。

 時間が近づくと、何処からとも無く、オジサンが一人二人と増えてきて、それぞれバラバラな場所から眺めている。この人達が誰なのか、サッパリ分からなかったが、乗り入れを造る業者さん・電気屋さん・水道屋さんだった様だ。人が増えるごとに、何だかワクワクして来た。
 監督さんが来ると、長い物差しの様な物を持ってジッと立ったり、測量をしたり、紐を張ったり・・と、益々ワクワクする光景が繰り広げられた。
職人さんは、ホント格好良い☆ 無駄の無い動きが、とても魅力的であった。




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整地

2007-05-22 08:21:12 | 第3章】着工への旅
 外構屋さんには、地鎮祭に間にあう様、草刈・側面と裏のブロック積み・駐車スペースの掘下げをしてもらった。
 除草は、「10㎝くらい掘って根っこから処理する」というケースもあるらしいが、そこまで必要ないかも・・とのアドバイスで刈込みでお願いした。田畑で見かける様な根元が残るものだと思っていたら、土を巻上げながら刈込んでくれたらしく、地肌がしっかりみえるのには驚いた。勿論、刃はつるつるになったらしい。
 草刈作業中、草むらがごそごそし、吃驚して目をやったら、次の瞬間バタバタとキジが飛び発ったそうだ。そして、側には巣があったらしい。
卵はどうしたのか聞いたら、「さぁ・・どうしたんでしょうね?」との事だったので、おそらく裏山にでも・・と思い、それ以上聞くのは止めた。出来れば育ててみたかったが、キジには気の毒な事をした。
 草刈後は、ブロックを積んでもらった。
外構は後回しでも良かったが、経費削減のため、我が家は地盤改良や基礎工事で出た残土を、敷地内で処理しようと考えていた。
その為、土が他所の敷地に流れてしまわない様、基礎工事に入る前にブロックで囲っておく必要があった。
ブロックもとても綺麗に積んでもらった。また、その基礎も丁寧に、頑丈に造ってもらった。
 最後に、整地をしてもらった。
駐車場スペースを掘下げ、その土を敷地に上げてもらったのだが、この地盤は結構厄介である。土の固まりが石の様に硬くなり、小さなユンボ(?)では歯が立たないらしい。掘り返してもらった土は、ガラガラのゴロゴロで、中には漬物石くらいの物まであった。それでも、一生懸命に砕いてくれた形跡があり、こちらも良い出来だった。

 

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タッグ マッチ

2007-05-22 08:17:44 | 第3章】着工への旅
 外構工事に入る前、大成の営業さんから電話があった。
「スムーズに工事に入るため、外構屋さんと打合せをしたい」との事。許可を得て、外構屋さんの連絡先を伝えた。
折り返し営業さんから「明日の10時から、現地で打合せる事になりました」と連絡を受け、翌日、暇だった私も現地へ出向いた。

 現地には、集合時間より15分早く到着したにも関わらず、大成(営業さん&監督さん)も外構屋さんも揃っていて、既に打合せが始まっていた。 さすが!
後は、細かい確認や希望を伝えただけで済んだが、業者間のやり取りは、とても真剣で、お互い「ウチは良い仕事しまっせ!」という空気が流れていた。
 
 営業が監督を捕まえ、「最後の整地は、ちゃんと綺麗に仕上げが出来るのか?」と言いだした。
心外だ・・と言わんばかりの監督は、「・・?・・。いつもちゃんと整地してお引渡ししていますが。一体どういう意味ですか?」と反論。
私は、重箱の隅をつつく様な営業(これは顧客に対する営業のポーズだと思っているが)に、「親父~もう良いから・・。気持ちは有難いけど、この監督はちゃんとした人だってば~!」と思いながら、「宜しくお願いいします!」と頭を下げていた。
 外構屋さんは、黙ってその様子を見ていたが、「営業さんのお客様に対する気持ちは、聞いていて良く分かりました。お互い良い家が出来る様に頑張りましょう」と言い、その場が収まった。
 
 滅多に見られない面白いやり取りだったが、両社お互いがどちらとも無く「今日、こういう場を設けて頂き有難うございました。お陰でスムーズに工事に入れます。今後とも宜しくお願いします。」と挨拶を交わしていた。
私は業者間の信頼関係を、気持ち良く見届ける事が出来た。



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お隣さんは外構屋さん

2007-05-16 15:09:38 | 第3章】着工への旅
 先に隣の土地を買われた「お隣さん」は、外構屋さんである。
不動産屋さんから紹介を受けたのをきっかけに、外構はお隣さんにお願いする事にした。
 私は、盛り土(1m以上)の土地をどう整地したら良いのか、今でも悩んでいる。
土留めをすると莫大な資金が必要になりそうなので、法面芝貼にするつもりだが、なかなかイメージが湧かない。また、隣との境界線の問題もあり、安易に掘り下げたり出来ないのも悩みの一つである。
でも、お隣さんが外構屋さんなら、先々のリフォームを含め、色々な相談に乗って頂く事も出来るであろう。

 外構屋さんのお兄さん(社長?)は、とても爽やかで、説明も丁寧である。
また、仕事は細かいがテキパキとしていて、なかなか「出来る男」である。
その道の「プロ」とはこういうものなんだ・・・と思う言動も多く、安心や信頼を持つには充分な業者だ。
・泥が入らない様、側溝の穴一つ一つに蓋をしたり、作業後、泥で汚れた公道のアスファルトを掃除して帰る。
・「ブロックの基礎は、土に隠れる隠ぺい部分なので、是非見に来て下さい!」と声を掛けてくれる。
・「手間は掛かりますが、それ得意です!」と目を輝かせる。
・「長期連休後は、士気を上げる為にガンガン仕事を入れるんです」と経営分野でも抜かりが無い。
 特に安いわけでは無いが、確実に良い仕事をしてくれるお隣さん。また、口にはされないが、細かい部分は免除してくれているし、融通も利かせてくれている。
 巡り会いって凄いな・・・。
私は、この出会いを、とても有難く感じている。


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パルコンで建てよう!

2007-05-16 14:11:56 | 第3章】着工への旅
 仮契約をした次の瞬間、親父はちゃっかり「ヨー○ンさんには、お断わりしてきて下さいね」と念を押して来た。  はいはい・・・。

 パ○ホーム同様、私達はヨー○ンハウスにも大変お世話になった。
あのメーカーは、ソフトでクラッシックなイメージの外観が魅力的だったし、営業マンも繊細で良かった。
「お断り」をしに行った時は、本当に残念そうで、いつまでも「我が社の強みや意気込み」なる話をしてきたし、最後には「値段の問題ですか?どのくらいの差ですか?上司になんとか出来ないか掛け合ってみます。」と言って来た。
でも、その前に「もう○百万円値引いていますので、これ以上は値引は出来ません。」と散々言われていた為、なんだ・・・まだ引けたの?・・・と思ってしまった事も事実である。
実際、ネット情報では、パルコンに比べて数百万は安いと評判だったメーカーなので、見積りを見て、意外と高いのでは?・・と、薄々思ってはいた。
でも、このメーカーは地盤が愛知という事もあり、近所に沢山家を建てているので、我々が断っても、そんなに影響は無いだろう。

 仮契約が終わると、本契約や設計の確認、ローンの手配など、目まぐるしく書類が行き交った。
カラーリングという、内装を含む細かい打合せも1日で、あっという間だった。
思い返してちょこちょこ変更もしたが、今月末はとうとう着工である。






 

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